子どもの頃、ラジコンに夢中になったという人は少なくないと思います。家の中で走らせてみたり、外で友達と競争してみたり、時には壊してしまって大泣きしたり……あ〜、懐かしい(遠い目)。
そんな少年・少女時代のラジコン遊びも楽しかったのですが、経済力をつけた大人が本気で遊ぶラジコンは、やはりレベルが桁違いに高いようです。
100万回再生されたラジドリパトカー動画
— CASCADE-RCDrift circuit (カスケード磐田) (@_MATA_OMAEKA) April 14, 2022
#あれ実は私なんです pic.twitter.com/NeZPXA4SeL
投稿主はツイッターユーザー「CASCADE-RCDrift circuit〔カスケード磐田〕(@_MATA_OMAEK)」さんで、その動画には、パトカーのラジコンがサイレンを鳴らしながらサーキットをドリフトする様子が映されていました。
その様子はまるで交通違反をした車の追跡劇、またはパトカーから逃げる車の逃走劇そのもの。アクション映画さながらのカーチェイスが再現されています。
ちなみに、ツイ主の@_MATA_OMAEKさんは、静岡県磐田市にある「RCサーキット カスケード」というラジコンサーキットの店長さんが運営しているアカウントだとか。
このツイートはまたたく間に反響を呼び、1.6万件のリツイート、7.3万件のいいねを獲得し、なんと再生回数は130万回をオーバー(4月18日時点)。リプライ欄には、多くのコメントも寄せられました。
「こんなドリフトしてるパトカーいたら怖すぎるwwwww好きwwwww」
「サイレン鳴らし始めて追従する瞬間がリアルで最高!パトカーに続けと表示されてるのに、構わず抜かしていくから追われちゃうんですよ。笑笑」
「サイレン鳴るタイミングが絶妙でワロタww」
「久しぶりに声を出して笑ってしまった」
「これは凄い…ワイスピみたいっ」
「『これ以上の追跡は危険と判断し中止しました』とか言ってそうwww」
「リアル過ぎてガチで最高 めちゃ笑ったwww」
「すげーと思って見てたら、ラジコンだと知ってもっとすげーってなった」
また、「コーナーでのロール具合が最高ですね」「ロールがめちゃくちゃリアルですw」「車体のロールまで再現できるのか最近のラジコンは」と、ロール(カーブの際に車体が左右に傾くこと)の様子を絶賛する声も多く寄せられました。
投稿者さんに聞いてみた
多くのユーザーの視線を釘付けにしたラジコンパトカー。今回はこの動画の投稿主「RCサーキット カスケード」の店長さんに、撮影の舞台裏についてお話をうかがいしました。
ーーこのラジコンはオリジナルで作られたものでしょうか?
ラジコンのパトカーボディ自体は、昔からメーカーより販売されていた物ですが、サイレンやパトライトなどを装着して手元からコントロールできたら、よりリアルで楽しいものになるのではないかと思い、自ら製作しました。サイレンも手元のスイッチで自由にオンオフできます。
また、車体のロール(走行中の慣性で傾く事)を特殊な装置で再現しております。これによって本物のような迫力ある走行を可能にしています。
ーーこれを走らせている時の、周囲の反応はどのようなものでしたか?
お店のお客さんたちは実際に捕まる訳でも、追いかけられている訳でもないのですが、やはり本能的に胸騒ぎというか、ドキドキとスリルを感じるそうです。
大人の本気の「ごっこ遊び」なので、皆さんノリよく付き合ってくれますね(笑)
ーーツイートに、過去にもこの動画が「100万再生」を突破した旨が書かれていましたが、いつ頃のお話なのでしょう?
この動画を撮影したのは2019年の11月で、私の友人が来店した際に見せてあげようと走らせたものです(動画内の音声二人がその友人です)。その時にその友人がtwitterにアップした所、瞬く間に拡散されて2日で100万回再生までいきました。
ちなみに、動画の舞台になっている「RCサーキット カスケード」は、東名高速浜松ICを降りて磐田方面へ10分ほど走ったところにある屋内の空調が整っている施設で、屋内型ラジコンドリフトコースとしては県下最大級の広さを誇っているそうです。
初心者向けのラジコンキットから、手に入りづらくレアなハイエンドパーツパーツまで幅広く取り揃えているとのこと。
何から始めていいか分からないという方にも親切丁寧にアドバイスしてくれたり、真剣に購入を悩まれている方にはレンタルラジドリ体験でレクチャーもしてくれるようですので、気になった方はぜひゴールデンウィークにでも遊びに行ってみては? 詳しくは「カスケード磐田アメブロ」で検索してください!
【RCサーキット カスケード】
〒438-0805 静岡県磐田市池田365-1
TEL0538-38-2016