東京建物、サーモス、パナソニック、アペックス、味の素AGFの5社は4月18日、専用のコーヒーマシンと高速自動洗浄機の活用を通じたマイボトルの利用促進により、廃棄物削減を目指す実証実験を開始した。実施期間は4月18日〜5月20日。実証場所は東京建物八重洲ビル、対象は7階オフィス勤務者（約300名）。

  • 実証実験会場となる東京建物本社7階の風景

今回の実証実験は、マイボトルを使ってセルフ式で気軽においしいコーヒーを楽しめると同時に、廃棄物の削減が可能な取り組みの確立に向けたもの。アペックスのコーヒーマシンを7階オフィス内に設置。対象社員は配布されたサーモスのボトルにてコーヒーを飲む。

また、パナソニックの自動洗浄機を7階オフィス内に、卓上食洗機を給湯室に設置。洗浄の手間を解消するとともに、マイボトルの利用促進によって東京建物八重洲ビル7階から出される紙コップ由来の可燃ごみやペットボトルといった廃棄物の削減を目指す。

  • 高速ボトル洗浄機（左）と卓上型ボトル洗浄機（右）

今回実証実験を行う東京建物本社ビル7階から排出される紙コップごみの量は年間約38,800杯分、ペットボトルごみの量は年間約18,213本。これまでに東京建物グループはこれまで様々なサステナビリティ施策を推進してきたが、今回の実証実験でさらなる削減を見込む。

各社の役割は、東京建物が実証実験フィールドの提供、サーモスがボトルの提供、パナソニックがマイボトル専用自動洗浄機の提供、アペックスと味の素AGFがコーヒーマシンとコーヒー豆の提供。