ノースフラットジャパンは、FX-AUDIO-ブランドのハイレゾ対応USB DAC「FX-00J」をリニューアルし、同社オンラインショップで発売した。価格は3,350円。USBバスパワーで動作する。
96kHz/24bitまでのハイレゾ音源に対応する小型USB DACで、既存の同じ型番の製品をリニューアル。基板回路を再設計し、オーディオコントローラICを従来のVIA製「VT1728A」から、設計の新しいSavitech製BRAVO「SA9023」に変更しており、基本性能が向上したという。
DACチップは従来と同じESS Technology製「ES9023P」。出力にTDK EPCOS製フィルムコンデンサを使うことで「ES9023Pの持ち味である高音の美しさに磨きをかけた」とする。
バスパワー駆動のため、電源回路の強化と最適化を施しており、USB電源の平滑にオーディオ用コンデンサを投入。対振動性能の高いオーディオ用コンデンサと、低ノイズのシリーズレギュレーターにより、グランドの安定を保つことでジッタ―の低減を追求した。
入力はUSB-B端子で、USB Audio Class 1.0に対応。出力端子は金メッキ仕様のアナログRCA。突起部を除く本体サイズは40×81×25mm(幅×奥行き×高さ)、重さは95g。長さ約20cmのUSBケーブルなどが付属する。
なお、ICの変更とそれに伴う部品構成変更による製造原価の上昇、国際輸送費の上昇、為替変動の影響により、価格をリニューアル前の2,690円から3,350円へと値上げしている。