食べごと研究所・山田奈美さんのこころも整う一皿「つわり中にも授乳中にもおすすめの『かぼちゃと里芋のカノムモーケン風(タイ風焼きプリン)』」

妊娠中はホルモンバランスの変化などによって、無性に甘いものが食べたくなることもあると思います。でも糖分の取りすぎは気になるところ。そこでおすすめしたいのは野菜を使ったおやつ。ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素も取れますし、罪悪感なく食べられるのではないでしょうか。

今回ご紹介するのは、タイ風の焼きプリン「カノムモーケン」です。タイではタロイモというお芋を使うのが一般的ですが、タロイモも日本の里芋と同じサトイモ科で、主に熱帯アジアやオセアニアなどの地域で栽培されているものをタロイモというようです。普通のプリンと違い、里芋独特のねっちりとした食感が特徴です。ここでは里芋に、抗酸化作用や免疫力アップに役立つビタミンの豊富なかぼちゃを合わせて作りました。かぼちゃの皮には果肉以上にβ-カロテンが豊富なので、ぜひ皮ごと使ってくださいね。