メルカリはこのほど、「物価上昇に伴う生活防衛」に関する調査を実施し、結果を公表した。
同調査は、昨今のエネルギー・食品・日用品の価格高騰により生活防衛に注目が集まるなか、「メルカリ」の利用者が実践しているメルカリ活用法から、生活のヒント・生活防衛術を明らかにすべく行ったもの。調査時期は、2022年3月29日〜3月31日。調査対象は「メルカリ」の利用者4万7,092人で、インターネット調査にて実施した。
「メルカリ」利用者に対し、「1年前と比較して物価の上昇を感じるか」を聞いたところ、50.4%が「感じる」、30.5%が「やや感じる」と回答。合わせて80.9%が物価の上昇を感じていることがわかった。
物価の上昇を「感じる」「やや感じる」と回答した3万8,103人に対し、物価上昇への対策として今後「メルカリ」での購入が増えると思う商品を質問し、得票数順でランキング化した。
服、書籍、おもちゃ・ホビー、レジャー関連など、これまでの「メルカリ」でも人気だった商品が多数ランクインするなかで、「野菜」「果物」が7位、8位にランクインする結果となった(「野菜」「果物」は主に「メルカリShops」を通じて「メルカリ」内で出品・販売されている)。
■「メルカリ」利用者の声 ※フリーアンサー抜粋
・「農家直売がお安いと感じます」
・「野菜が値上がりしたときに『メルカリ』で長持ちするものを買っています。新鮮なのでかなりお買い得だと思います」
・「直接農家の方から買えるので新鮮」
・「野菜のまとめ買いで冷凍保存で節約」
2021年10月から本格提供を開始した「メルカリShops」には農家が多数出店しており、規格外などで“訳あり"であるけれど美味しく食べられる新鮮な「野菜」「果物」を販売している。「メルカリ」アプリで欲しい商品を検索し、ショップタブを選択すれば、「メルカリShops」出店者の商品を見ることができる。
次に、「メルカリ」利用者に対し、フリーアンサーでオススメのメルカリ活用術について聞いた。購入したものの使用しなかった未開封の調味料が「メルカリ」で販売されており、「お試し」で購入している(開封済みの食品はガイドラインで出品が禁止されている)。
■「メルカリ」利用者の声 ※フリーアンサー抜粋
・「調味料のお試しが手軽にできる」
・「珍しいなどで、お店で購入すると高い調味料は『メルカリ』で買うようにしている」
続いて、普段の買い物の際に「将来売る前提」で買い物している商品を質問し、得票数順にランキング化した。結果は、1位「服」、2位「書籍・漫画」、3位「バッグ」という順位となった、
2020年9月に発表した「2020年度フリマアプリ利用者と非利用者の消費行動」に関する意識調査においても、「メルカリ」利用者の44.5%は新しいモノを購入する際は、将来売る際のリセールバリューを考慮することがわかっている。同社では、「『将来は売る』を前提にすることで、服・書籍・バッグなど普段のお買い物がより気軽に行えるようになります」とアドバイスしている。