嵐の相葉雅紀が、15日深夜に放送されたラジオ番組『嵐・相葉雅紀のレコメン!アラシリミックス』(文化放送/毎週金曜24:00~24:30)に出演。自身の転機にもなったという、2009年の主演ドラマ『マイガール』(テレビ朝日系)を振り返った。

この日の番組には、バラエティ番組『相葉マナブ』(同系)の高橋伸之プロデューサーがゲスト出演。『マイガール』の演出にも携わった高橋プロデューサーは、相葉の第一印象について問われると、「すごい好青年だなっていうのと、本当に真面目だなっていうのと。やっぱり思い出に残ってるのは、当時も嵐は忙しかったと思うんだけど、とにかく疲れた顔を見せない」「現場に来たらセリフはもちろん入ってるし、芝居に対してもしっかりと向き合ってくれた。文句も出たことがないし、嫌な顔も見たことがない」と述懐した。

同作が連続ドラマ初主演だった相葉は、「やっぱりすごい力が入ってたんだと思うの。ここで頑張らなきゃ! って。だから、裏でも気を張ってたというか、嫌な顔も見せないというかさ」と当時の心境を語り、「『マイガール』と共に心中するくらいのつもりで、当時はやってたと思うけど……。今考えると、まだ甘かったなっていうのは思う。ずっと気を張ってたから」としみじみ。「だから意外とそこから、映像のお芝居っていうのは始まったのかもしれない。僕の中で」と、同作に対して特別な思いを抱いていることを打ち明けた。

また、相葉は、バラエティ番組『天才!志村どうぶつ園』で共演していた志村けんさんとのエピソードも披露。「他のメンバーがどんどんドラマとかで活躍していくなかで、なかなか自分が表に出るときがないときに、志村さんがずっと言ってくれてたのね。“ドラマは3カ月で終わるよ?でもね、『志村どうぶつ園』は終わらないから。俺が終わらせないから”っていうのを、ずっと言って励ましてくれてたの」と回顧。同作のオファーが来る前は焦りを感じていたようだが、「それが助かってたのね。自分の中で」と、志村さんの言葉に元気づけられていたことも明かしていた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。