ABCテレビのドラマ『恋に無駄口』(ABC17日より毎週日曜23:55~、テレビ朝日16日より毎週土曜26:30~※見逃し配信あり)がスタートする。同作は顔だけは良いのに中身が残念な高校2年生の仲良し4人組・仁科(奥野壮)、マヤ(水沢林太郎) 、シロ(小西詠斗)、葵(藤岡真威人)が立ち上げた無形文化遺産代行保存部・通称“無駄部”が繰り広げるラブコメディ。メインキャスト4人に見どころなどを聞くと、クランクイン間もない時期の取材にもかかわらず息ピッタリのチームワークを見せてくれた。キュートな写真とともに、リアル“無駄部”な4人の様子を届ける。
■ムードメーカー・水沢林太郎の責任感
――4人の中でのムードメーカーを教えてください。
一同:林太郎じゃない?
小西:リアルにマヤ。
水沢:確かに、そうかも(笑)。普段は率先して話すタイプではないのですが、マヤは僕にとって初の試みというくらい明るいキャラクター。今までそういう役の役者さんたちに現場の雰囲気を作ってもらっていたので、僕もマヤを演じる以上、責任を持って現場でのムードメーカーにならなくちゃいけないと思っています。
一同:しっかりしてるなぁ!
水沢:現場で僕の元気がなくなったら絶対ダメ。なんとしてでも元気でいられるよう頑張りたいです。それが少しでも皆の助けになればいいなと。さらにスタッフさんの笑いも取れたら「よしっ!」って気合いが入ります。
奥野:分かる!
小西:監督さんやスタッフさんが笑ってくれるとうれしいよね。あと、良くないことと思いつつも、あまりに面白くて俳優側が笑ってしまってNGを出すこともあります(笑)。
水沢:1人が笑っちゃうとつられちゃう。で、ごめんなさい! って。
小西:ごめんなさいを何度言ったか分からない現場(笑)。
■甘いものをたくさん運んでくる寺門
――そのくらい面白いコメディに仕上がっているということですね。では、それぞれの役のかわいいところとアピールポイントを教えてください。
小西:僕はシロが一番かわいいと思っています! シロはすごくめんどくさがりやで、話し方1つとってもテキトーなんです。思ったことを全部口にしちゃうところもかわいい。
奥野:全部かわいいよね。
小西:僕もシロと同じで甘いものが大好きなのですが、食べるシーンが結構多くて。同じシーンを何回も撮るので、そのたびに食べなきゃいけなくて、ちょっとしんどくなるときも(笑)。でも寺門(赤ペン瀧川演じるマヤの執事)がたくさん運んで来ちゃうから……。
水沢:寺門に言っておきますね。言っても多分頑張っちゃうんだけど(笑)。
――続いて奥野さんから仁科のかわいいポイントを。
奥野:叶(小栗有以演じるヒロインの叶依麻)と対峙したときの仁科には注目してほしいです。無駄部でいるときには見られない、ドギマギしているウブな感じがすごくかわいい。仁科は少女漫画が好きというキャラクター。僕もマンガはめちゃくちゃ読むのですが、これまで少女マンガには触れて来なかったので、これを機に攻めていこうかなと思っています!
■藤岡真威人のコメントに一同総ツッコミ
――では、藤岡さんから葵のかわいいポイントを。
藤岡:幼なじみの女の子から向けられている好意に気づかないくらい鈍感なところ。無駄部で話しているときも鈍感で、いろんなことに気付いていない、何かと抜けているところがかわいいなと思っています。葵のベースにある純粋な明るさも素敵です。そんな葵は、僕とは正反対のキャラクター。僕は天然と言われたことがなくて、“気付いちゃうタイプ”なので、葵になりきれるかは心配でした。作られた天然に見えてはいけないし、うまく表現できるかどうかは課題。頑張ります。
水沢:……でも、皆分かってるよ? 本当は葵みたいなキャラだって。
小西:ちょっとずつバレてるよ。
藤岡:えっ?
奥野:今「僕は葵と正反対」って聞いて……いつツッコもうかなって(笑)。
――皆さんから見た藤岡さんは、葵に似ていると。
一同:(大きく頷く)
奥野:マイペースなところがすごく葵です。
水沢:ワードチョイスもずっと不思議で(笑)。
――さきほど藤岡さんはご自身で「僕は天然と言われたことがなくて、“気付いちゃうタイプ”」と仰っていましたが……。
一同:絶対違う!!(笑)
水沢:今聞いてて、皆「どうしたどうした!?」ってびっくりしたよね(笑)。
藤岡:これはハプニングです!
水沢:「自分は天然じゃない」と思っているところが、葵が芽李ちゃん(寺本莉緒演じる、葵に10年以上片想いしている幼なじみ)といるときのお芝居にめちゃくちゃハマっていて。無駄部でいるときには見られない葵が見れて、すっごく面白いシーンになっています。
藤岡:ほんとぉ? めっちゃうれしい~!
小西:(笑)。ね? 今の「めっちゃうれしい~!」に天然ぶりが出てるでしょ?(笑)