大創産業は4月15日、100円ショップ「DAISO(ダイソー)」「Standard Products(スタンダードプロダクツ) by DAISO」「THREEPPY(スリーピー)」の3店舗がワンフロアに集うグローバル旗艦店を東京・銀座にオープンした。「ニトリ マロニエゲート銀座店」の跡地にあたる。
マロニエゲート銀座2の6階、約1,650平方メートルのフロアにコンセプトの異なる3ブランドが集うことで、初出店となる銀座エリアの老若男女を取り込みたい考えだ。記者会見で同社取締役 鈴木拓氏は「世界中の情報が集まるこの街でトライアンドエラーを繰り返しながら、本当に世界で通用するのかチャレンジしていきたい」と話した。
フロア内でも一番大きな面積の「ダイソー」
まずはDAISO(ダイソー)。現在、47都道府県に3,790店舗あるが、グローバル旗艦店ということでその品揃えは圧倒的。
特に、これまでの店舗ではあまり見かけることのなかった「駄菓子コーナー」や「造花コーナー」は100円ショップとは思えないほどに世界観が作りこまれている。さらに、フリマアプリで使用できる梱包資材や、環境配慮型商品のラインアップも豊富なのが特徴。
「スタンダードプロダクツ」は3店舗目
「ちょっといいのが、ずっといい」をコンセプトに2021年3月に誕生したブランド「Standard Products(スタンダードプロダクツ) by DAISO」は渋谷店と新宿店に次いで3店舗目の出店となる。
シンプルで長く使えて飽きないインテリア商材に定評があり、特に新潟県燕三条産のカトラリーや、岐阜県関市の包丁など、その産地と品質にもこだわっている。銀座店の出店に伴い、新商品となる愛媛県今治市産のタオルや、国産鉛筆が登場する。
リブランディングされた新「スリーピー」
「THREEPPY(スリーピー)」は、これまでのキャラクターグッズを中心とした品揃えからリブランディングを実施。「あいらしい、そして私らしい」をコンセプトに、グレーやピンクなどくすみカラーの"大人可愛い雑貨"を中心としたブランドに生まれ変わった。銀座店は新「THREEPPY」の1号店となる。
店内の90%がオリジナル商品で、価格帯は約80%が300円、残りの20%が100円〜1,500円。