2023年放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』の出演者発表会見が15日、オンラインで開催され、主人公・徳川家康役の松本潤をはじめ、家康とともに困難を乗り越える“チーム家康”のメンバーを演じるキャスト陣が出席。松本は、プライベートでも親交が深いという山田孝之との共演について「一緒にできるって話を聞いた時は本当にうれしくて、ありがとうって連絡しました」と語った。
第62作大河ドラマとなる本作は、脚本家・古沢良太氏が新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描く物語。この日登壇したのは、松本のほか、酒井忠次役の大森南朋、本多忠勝役の山田裕貴、榊原康政役の杉野遥亮、井伊直政役の板垣李光人、鳥居元忠役の音尾琢真、於愛の方役の広瀬アリス、服部半蔵役の山田孝之、石川数正役の松重豊だ。
山田孝之が演じるのは、“忍者代表”というポジションの服部半蔵役だが、一般的にイメージされる服部半蔵役とは少しの勝手が違うようだ。山田の大河ドラマ出演は『葵 徳川三代』(00)以来、2度目となる。
山田は「今回のシチュエーションで一番難しい役だと思うんです。忍者のような気がするけど、でも忍者じゃない、でもなんか忍者っぽいなというのを、絶妙な塩梅でここ22~23年やってきた僕のテクニック全てを注ぎ込んでやろうと思います」とノリノリでアピール。松本が笑いながら「なんか、キャラ作ってますか? そんなキャラでしたっけ?」とツッコむも、山田は否定しつつ「松本さんとは仲良くさせていただいてます」とマイペースにうなずく。
松本と久しぶりに共演する心境を聞かれると、山田は「うれしいですね。1983年生まれの同い年で、デビューも1999年と同じ。やっとお芝居でも共演できるのでうれしいですけど、たぶん彼のほうがうれしいと思います」と松本に振る。松本は「そうですね。僕のほうがきっとうれしいと思います。本当に長丁場を一緒に過ごせるっていうことで。普段からプライベートでも一緒に居るからこそ、すごく刺激をもらえると思うんです。すごい気合いを入れていくと思うので、楽しみながらできたらなと思ってます」と喜びを口にした。
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