オープンワークは4月14日、「『日本の残業時間』四半期速報」2022年1-3月集計を発表した。同調査は、「OpenWork」に集まる社員クチコミデータから、四半期ごとの残業時間を集計したもの。
全体の平均残業時間は、1-3月集計では24.66時間/月となり、ほぼ横ばいですが昨年10-12月集計の24.61時間/月から0.05時間の微増となった。
業種別では、「メディカル」が3時間以上増加し16.99時間/月(+3.27)に、「インフラ、運輸」は1時間以上増加し21.08時間/月(+1.11)と、いずれも残業が少ない業種にて増加に。
一方、半数以上の業種で昨年10-12月から増加する中、大きく減少した業種は「行政機関、社団法人、学校法人」で3時間以上減の24.46時間/月(-3.07)。そのほか、「マスコミ」が34.63時間/月(-0.49)、「不動産・建設」が34.41時間/月(-0.34)とわずかに減少となった。