エン・ジャパンは4月13日、「コロナ禍のテレワーク」に関する調査結果を発表した。調査は2月24日~3月28日、同社運営サイト「エン転職」を利用するユーザー1万1,605名を対象にインターネットで行われた。

  • テレワークの経験

    テレワークの経験

「テレワーク制度を使って働いたことがある」という人の割合は、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年はわずか3%だったのに対し、現在はその10倍の31%という結果に。「現在もテレワークを続けていますか?」と伺うと、45%が「現在もテレワークを続けている」と回答した。

  • テレワークで感じたメリット

    テレワークで感じたメリット

続いて、テレワークで感じたメリットを教えてもらったところ、「通勤ストレスがない(86%)」「コロナウイルス感染などのリスクを減らせる(78%)」「人間関係のストレスがない(40%)」が上位に。満足度は7割(とても満足:36%、やや満足:36%)にのぼった。

また、「今後、テレワークで働きたいと思いますか?」という問いでは、67%が「思う」と回答。年代別でみると20代・30代が全体平均を上回り、若い世代ほどテレワークを希望することがわかった。

一方、「今後もテレワークで働きたいと思わない」「わからない」と回答した人は33%。理由を聞くと、「仕事とプライベートをハッキリ分けられるか不安なため」(56%)、「会社にいる時と同じ成果をテレワークで出せるかが不安なため」(34%)といった意見が多くあがった。

最後に、「テレワークができることは、転職先を選ぶ上で影響しますか?」と質問したところ、「影響する」が40%、「どちらでもない」も同率の40%、「影響しない」は20%だった。