アンズ&sは、「現金1,000万円あったらお金をかけたいことに関する意識調査」の結果を4月13日に発表した。同調査は4月、働く男女500人を対象に、インターネットで実施した。
現金1,000万円あったらお金をかけたいことを尋ねたところ、26.8%は「貯金」、26.4%は「投資」と答えた。そのほか「借金の返済」(17.6%)、「住宅」(9.2%)、「趣味」(7.4%)という回答もあった。
「貯金」と回答した人にその理由を聞くと、「子どもにかかる費用として貯金しておきたい」「子どもたちの負担にならないよう、老後の資金として蓄えておく」「いきなり車や家を買ったり、生活水準を上げるのは危険だと判断したから」「とにかく今後の日本の将来が不安なので」というコメントが集まった。
「投資」と答えた人の理由は、「長期で見て少しでもコツコツ増やしたい」「資産を増やすのに効率が良いと思うから」「昔は1,000万円あれば金利で生活できたが現在は最低金利なので、投資信託や株式投資にかけてみる」「銀行に預けてもお金はほとんど増えないので、将来を考えてリスクはあるが投資でお金を増やしたい」といったものだった。
「借金の返済」と回答した人は、「住宅ローンの返済」「奨学金の毎月の支払い」「奨学金と車のローンを返済」など、住宅や車、奨学金の返済に充てるという人が多かった。「住宅の購入」と回答した人の理由は「住宅を購入したら後々安心だから」「資産として残るため」などだった。