松竹株式会社は4月13日、清野菜名さんと松坂桃李さんがダブル主演の実写版「耳をすませば」の特報映像と新ビジュアルをお披露目した。公開日は10月14日、本作はコロナ禍の影響で公開延期となっていた。

  • 「耳をすませば」実写版の特報映像がYouTubeに、映画公開日は10月14日に決定

    新ビジュアルでは『地球屋』で変わらずに二人をずっと見守り続ける『バロン』の後ろ姿が。(c)柊あおい/集英社 (c)2020『耳をすませば』製作委員会

本作のファンにはお馴染みの「地球屋」や「図書カード」、特徴的なキャラクター「バロン」が特報映像に登場。また追加キャストに中学生の月島雫役を安原琉那さん、天沢聖司役を中川翼さんが演じることも明らかになった。

本作は1989年、柊あおいさんが少女まんが雑誌「リボン」(集英社)で発表した青春恋愛漫画が原作。読書が大好きな中学生の女の子・月島雫が、夢に向かって生きる男の子・天沢聖司に思いを寄せる物語。1995年には、スタジオジブリがアニメ映画化し、大ヒットした。今回の映画では、漫画・アニメ映画で描かれている物語に加えて、完全オリジナルストーリーの10年後の物語が描かれている。

ちなみに、アニメ映画版の舞台のモデルになったとされる場所が東京の聖蹟桜ヶ丘で、今でもファンの間では人気の"聖地巡礼"先となっている。個人的に、実際に巡礼済みなのでいくつかアドバイスしてくと、「再現度はかなり高いので期待していい」「駅前に巡礼マップwith青春ポストがあるので最初にチェック」「ロータリーに地球屋は無い」「住宅街なので住民の迷惑も考えて行動しよう」だ。