ソフトバンクは4月14日、レノボの4G対応ノートPC「Lenovo 300e Chromebook Gen3」を4月22日に発売すると発表した。ソフトバンク直営店での販売価格は57,600円。料金プランは、スマホとのデータシェアプランが月額1,078円、データ通信3GBプランが月額990円、データ通信50GBプランが月額5,280円。4月15日より予約を受け付ける。
「Lenovo 300e Chromebook Gen3」は4G LTEモジュールを内蔵し、あらゆる場所でネットワークに接続可能なChrome OS搭載の2-in-1ノートPC。360度回転のディスプレイでノートPCとしてもタブレットとしても利用でき、MIL-STD-810H準拠で75cmのドロップテストをパスする堅牢さを誇る。2021年3月に教育市場向けとしてグローバル発表されていたが、日本での取り扱いはなかった。
今回のソフトバンクからの発売は、日本国内では通信事業者としては独占取り扱いとなる。ソフトバンクは、GIGAスクール構想によって学校に導入されたPC端末を自宅へ持ち帰れないという問題を解決し、また大学以降も慣れ親しんだOSを継続利用するため、どこでも通信が可能で、GIGAスクール構想での採用の多いChrome OSが動作するPCである本機の販売に踏み切ったという。
料金プランは、ユーザーが使い方に合わせて選べるよう、3プランを設定。
データ通信の利用がそれほど多くない場合に想定されているのは、スマホの回線契約のデータ通信容量を共有できるデータシェアプラン。基本料金は月額1,078円で、スマホの回線契約1回線につき5回線までの子回線が利用できる。
標準的なデータ通信利用に対しては、データ通信専用3GBプランを設定。加入翌月から5年間は5年おトク割(データ通信)の適用で基本料金が月額990円となる(加入当月は無料、5年おトク割の適用が終了する62カ月目以降の基本料金は月額1,408円)。残り通信容量が少なくなった場合は、1時間110円/24時間550円の「時間制ギガ無制限オプション」で買い足しが可能だ。
データ通信をたくさん行うユーザーには、基本料金が月額5,280円のデータ通信専用50GBプランが用意される。
また、スマートフォンと「Lenovo 300e Chromebook Gen3」を同時に購入する場合は、購入価格の割引が受けられる。ソフトバンク直営店では、通常購入時の48回分割価格が1,200円×48回のところ、990円×48回(合計47,520円)となる。なおソフトバンク直営店以外では、販売価格/割引額が異なることがあるため、店舗へ問い合わせられたい。
「Lenovo 300e Chromebook」の主な仕様は下記のとおり。
- CPU:AMD 3015Ceモバイル・プロセッサー
- メモリ:4GB(PC4-25600 DDR4 SDRAM、オンボード)
- ストレージ:eMMC 32GB
- ディスプレイ:LEDバックライト付11.6型HD IPS液晶(1,366×768ドット、10点マルチタッチ対応、ゴリラガラス採用)
- ネットワーク:SoftBank 4G LTE、IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0
- インタフェース:USB 3.2 Gen 1 Type-C×1(ビデオ出力対応)、USB 3.2 Gen 1×2、HDMI出力×1、マイク/ヘッドホン兼用×1
- バッテリ駆動時間:約10.8時間
- サイズ/重さ:約W289×H202×D19.9mm、約1.34kg
- OS:Chrome OS