俳優の山田裕貴とお笑いコンビ・見取り図の盛山晋太郎が、15日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『全力!脱力タイムズ』(毎週金曜23:00~)に出演する。

  • 山田裕貴=フジテレビ提供

オープニングでは、MCのアリタ哲平(有田哲平)とキャスターの小澤陽子アナが山田と盛山を紹介するも、意外なミスを連発し、盛山をあきれさせる。

今回の特集は、長きにわたって停滞する日本経済を活性化させるには一体どうすればよいのか、というテーマのもと、「消費税」について徹底討論を展開。「景気回復のためには消費税をゼロにするべき」と主張する経済評論家をスタジオに招き、“消費税0%政策”をめぐり、脱力メンバー全員で今後の日本経済について議論を交わしていく。

まずは、“消費税0%政策”という、いささか過激とも思えるこの提案の真意を聞き出すべく、小澤アナが経済評論家を紹介する。しかし、番組冒頭から引き続き、ありえないミスを繰り返す小澤アナ。その姿に、盛山は怪訝(けげん)な表情を浮かべ始める。その後も、自由闊達(かったつ)な議論が続いていくのだが、盛山の違和感は募るばかり。そしてゲストの山田をはじめ、解説員の齋藤孝、吉川美代子が、次々と“消費税0%政策”に対する意見を述べ始めると、盛山はますます困惑し…。

こうしてスタジオに奇妙な空気が漂う中、突然アリタから、ある衝撃の事実が告げられる――。

収録を終えた山田のコメントは、以下の通り。

――『全力!脱力タイムズ』初出演の山田さん。番組をご覧になったことは?

「はい、もちろん!たくさん振り回される芸人さんがいて、周りのみなさんが常に真面目な顔をしているという構図が面白くて、大好きな番組です。しかも、毎回毎回違うじゃないですか、芸人さんを追い詰めていくパターンが(笑)。先の展開がまったく読めないところも魅力だと思います」

――初めての収録はいかがでしたか?

「お芝居をしながらも、突然アドリブを求められる場面もあって、新鮮な感覚でした。一切笑わずにいるのも何か違うのかなと思ったので、ときどき表情を崩しながらも、崩れたらすぐに戻して、ということを繰り返してました(笑)。映画やドラマだと、“じゃあ、もう一回”ってやり直すこともできますけど、『脱力タイムズ』の収録は、一回もカメラを止めることなくずっと続いていくので、ちょっと戸惑うところもありましたね。“僕は今、どっちのモードなんだろう?”みたいな(笑)」

――今回の反省点は?

「今回、カメラ目線で話すくだりがあるんですけど、あそこはもう少し、ゆっくりじっくりやった方がよかったなと…収録が終わってから、ずっと一人で反省しています(笑)」

――逆に、うまくできたところは?

「ひとつもないです(笑)!詳しいことは言えないんですけど、盛山さんのツッコミをうまく引き出せなかったのがとにかく心残りで…。もしチャンスをいただけるなら、ぜひリベンジさせていただきたいです!」

――見取り図・盛山さんの印象は?

「僕は本当にお笑いが大好きなので、見取り図さんの漫才も拝見したことがあるんですが、今回は、プレッシャーを受けたときの芸人さんの底力を垣間見せていただいたような気がします。何も知らされないまま本番に臨むっていうのは、普通に考えたら、失敗しても当たり前の状況じゃないですか。それでも、あそこまで笑いに持っていける盛山さんは、本当にすごいなと。僕なんて、台本が用意されていても、反省することばかりなのに(笑)」

――では最後に、今回の『全力!脱力タイムズ』の注目ポイントを教えてください。

「今回は僕よりも、ぜひ盛山さんに注目していただけたらと思います(笑)。僕自身に関しては、自分でもどういう風に映っているのか本当に不安で…家で放送を見るときは、自分が出ているところだけ早送りで飛ばしてしまいたいくらいです(笑)。でも、興味のある方は、よかったら見てみてください!」

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