ソースネクストは4月13日、会議用Webカメラとマイク、スピーカーが一体になった「KAIGIO CAM360(カイギオ カム360)」を発表した。直販価格は88,000円。4月14日に発売する。

  • KAIGIO CAM360(カイギオ カム360)(写真右)

「KAIGIO CAM360」は、360度カメラ、マイク、スピーカーが一体化したリモート会議専用デバイス。参加者の表情がわかるよう、各参加者を拡大して映し出す機能を搭載したことが特徴だ。独自AIが参加人数を検知し、人数に合わせて画面を分割。最大9人までの画面分割に対応する。

表示モードは、4分割モード(パノラマ表示あり / なし)、9分割モード(パノラマ表示あり / なし)のほか、一定の場所を固定して映す120度モード(パノラマ表示あり / なし)、画面を2分割して上下180度の映像を表示する180度モードの7種類。

  • KAIGIO CAM360を使ってみたところ。参加者の人数に合わせて5画面に分割されている

  • 操作インタフェースは上部に配置。画面分割の切り替えや、スピーカーの音量調整、マイクミュートなどをタッチ操作できる

  • スピーカーは下部に10W×3基内蔵

マイクは8つの無指向性マイクを内蔵し、ノイズキャンセリング機能も用意する。集音範囲は5m。レンズは本体上部に2K×4基を搭載。出力は1080p(フルHD)となる。

本体サイズはW125×D125×H280mm、重さは約815g。スピーカーは10W×3。接続インタフェースはUSB Type-Aで、付属ケーブルの長さは約2m。カラーはブラックのみ。

対応リモート会議システムはZoom、Skype、Microsoft Teams、Cisco Webex Meetings、Cisco Webex Teams、Google Meet、Slackなど。接続PCの対応OSはWindows 8.1 / 10 / 11、macOS Catalina / Big Sur / Monterey。

  • 4分割画面の表示(上部のパノラマ表示オン)

  • 5分割画面の表示(上部のパノラマ表示オフ)

  • 上下180度の映像を表示する180度モード

  • 一定の場所を固定して映す120度モード(上部のパノラマ表示オン)