お笑い芸人のヒコロヒーがドラマ初脚本を手掛けた作品『お前によろしく』第5話が、テレビ朝日公式YouTubeチャンネル『動画、はじめてみました』とTELASAで配信された。
同作は、女優として成功を収めつつもホステスとしてクラブに籍を置き続けている香台まりこ(佐津川愛美)が、突然不審な死を遂げたことから、仲良しだったはずのホステス4人の奥底に潜む嫉妬や狂気が浮かび上がる本格派ノンストップ・サスペンス。穏やかで常識的だが実は気性が荒いホステス・松中エミ(宮下かな子)、何かとマウントを取りがちなホステス・高村志帆(松村沙友理)、元ヤンの美人ホステス・菅井優香(大西礼芳)は、亡くなる直前のまりこと久々の再会を果たし、楽しい毒舌トークで盛り上がったことから動揺を隠せない。
「まりこは事故死」との捜査結果が出る一方で、次々とあらわになってきたホステス仲間たちの歪んだ思いや闇と秘密。さらにまりこと極秘裏で付き合っていた政治家・松居丈太郎(濱津隆之)、彼の秘書・山本一生(尾上寛之)の存在で、嫉妬と葛藤、友情と愛憎が絡み合い、真相はますます藪の中へ。
そんな中迎える最終回の第5話では、まりこと丈太郎との出会い、亡くなる数日前の出来事など、まりこの心を克明に描きながら、死の真相が明らかになっていく。佐津川の魂のこもった芝居に注目だ。
TELASAでは、物語をさらに深掘りできるオリジナルエピソードを配信。第5話では「あの日の4人編」と題し、事件の数年前に繰り広げられたまりこ、エミ、志帆、優香のやりとりを描写する。クラブ閉店後、屈託のない笑顔で仲良く気ままに会話する4人。しかし、そこにはドラマ本編で描かれた現在につながる伏線も。脚本を手掛けたヒコロヒーが視聴者に向け、「第5話は、これを見た後に『もう一回本編を見てみよう』と思っていただけるようなエピソードにしたつもりです。本編も含めて全エピソードをまとめてご覧になると、より深く作品を楽しめると思います」と呼びかけた。