1 マイナビは4月12日、「ワーキングマザーの働きやすさに関する意識調査(2022年)の結果を発表した。調査は2月25日~3月1日、小学生未満の子供を持つ20代〜40代の女性会社員(正社員)800名(うち従業員数1,000人以上が400名)を対象にWEBで行われた。

  • 夫の育休取得(希望)状況

    夫の育休取得(希望)状況

調査によると、「夫が育休をとった」人は33.1%。残り3分の2のうち、「夫に育休を取ってほしかった」人は63.6%(出産後8週間以内)にのぼり、その割合は若いワーキングマザーほど高い傾向に

一方、夫の育休取得で不安なことを聞くと、「不安なことはない」という人はわずか7.3%と、9割超が何かしらの不安を抱いていることが明らかに。特に、「収入減少」(72.1%)が突出して高く、次いで「夫のキャリアへの影響」(49.8%)、「夫の職場での人間関係悪化」(36.1%)と続いた。

  • 夫の育休(出産後8週間以内)に期待すること

    夫の育休(出産後8週間以内)に期待すること

次に、夫の育休(出産後8週間以内)に期待することを聞いたところ、「育児分担」(82.9%)、「家事分担」(75.3%)、「自身の身体の回復・睡眠時間の確保」(66.5%)が上位に。また、出産後8週間以降では「保活(保育園探しや申込準備)・入園準備の協力」(21.4%)、「自身の職場復帰がスムーズになること」(14.0%)という回答が増加するなど、仕事復帰において、夫が協力することの必要性を感じていることが明らかに。

理想の育休取得パターンを聞くと、「妻がメインで夫も必要に応じて」が78.1%と圧倒的に多く、次いで「妻と夫が同じくらい」が19.3%で続いた。