味坊集団は4月15日、中国の裏路地などにはある小さな店舗「小吃(シャオチー)」をテーマにした、気軽に立ち寄れるスタイルの新店舗「好香味坊(はおしゃんあじぼう)」を、東京都目黒区の学芸大学駅前にオープンする。

  • 「叉焼包(チャーシュー饅)」(180円)

中国の「小吃店」は、麺、肉まんや蒸し物類、揚げ物、ごはん物など、さっと食べられる食品を扱うお店のこと。屋台と店舗の中間のイメージで、昼食やおやつ、夕食のおかずをテイクアウトしたり、少しだが席もあるため、食事のために利用する人もいるという。

今回オープンする「好香味坊」は、小吃店をローカライズし、日本の住宅街の食を支える実験店舗として展開する。ファーストフード的な側面もある「小吃店」だが、同社では自社農園、自社工房で旬の野菜は無農薬で栽培。餃子や麺なども自社工房で手作りしている。「みんなの飲食店」を目指すからこそ、安心できるものを提供するという考え方が、同店の柱となるコンセプトとなる。

主なメニューは、「叉焼包(チャーシュー饅)」(180円)、「密汁叉焼(窯焼きチャーシュー)」(500円)、「皮蛋咸肉粥(ピータン入りお粥)」(500円)、「蝦餃(エビ蒸し餃子)」(550円)、「焼鴨飯(鴨の窯焼き丼)」(900円)など。

  • 「密汁叉焼(窯焼きチャーシュー)」(500円)

  • 「蝦餃(エビ蒸し餃子)」(550円)

営業時間は、11時~23時。定休日はなし。席数は13席で、テイクアウト窓口あり。