NEXERが運営する日本トレンドリサーチは4月12日、「コロナとワクチンに関するアンケート」結果を発表した。同調査は3月24日~4月6日、全国の男女1,200名を対象にインターネットで実施した。

  • 新型コロナワクチンを接種しましたか

新型コロナワクチンを接種状況について聞いたところ、42.9%が「3回接種した」、41.2%が「2回接種した」と答えた。合わせると84.1%が2回以上、新型コロナワクチンを接種していることがわかった。

一方、「接種していない」は15.8%だった。その理由を聞くと、「接種したくない」(57.7%)が最も多く、「体質上、接種できない」(19.0%)、「接種したいが、タイミングが合わなかった」(16.4%)が続いた。

  • 新型コロナワクチンを接種していない理由

「接種したくない」具体的な理由について自由回答で答えてもらったところ、「できたばかりのワクチンで体に何が起こるかわからない」「注射が苦手なので」「接種しにいくのが面倒」「副作用や関連死した場合の不安から」「ワクチンを打つ意味がわからない。普段からあまり人と接触しないので感染しない自信がある」「わざわざ熱が出るものを接種したくない」などだった。

新型コロナワクチンを接種している人に、4回目接種が開始されたら、接種をしたいと思うか尋ねた。その結果、53.7%が「接種したい」、30.2%が「どちらとも言えない」、16.1%が「4回目の接種はしたくない」と答えた。

  • 4回目接種が開始されたら、接種をしたいと思いますか

「接種したい」と答えた人にその理由を聞くと、「濃厚接触したがかからなかったのでワクチンが効いていると考えた」「かかりにくい、または重症化しにくくなるなら何でもいいので打ちたい」「無料で接種できるし、やっといて損は無いと思うから」「コロナになったら仕事を休むことになるしまわりの人に迷惑をかけるから」といった声が寄せられた。

「4回目の接種はしたくない」と答えた人の理由は、「妊娠しているため動きが取りづらい」「副反応で辛い思いしたので、3回目の接種を迷っている状況」などだった。

ワクチンを接種した人に、このコロナ禍で新型コロナウイルスに感染したか尋ねたところ、95.2%が「感染していない」、4.8%が「感染した」と答えた。

  • このコロナ禍で、新型コロナウイルスに感染しましたか

「感染した」と答えた人に、新型コロナウイルスに感染した時期について聞くと、「ワクチンを接種する前」は28.6%、「ワクチンを接種した後」は71.4%だった。

新型コロナウイルス感染の症状はどの程度であったか尋ねると、「ワクチンを接種する前」に感染した人は、42.9%が「とても辛かった」と回答したが、「ワクチンを接種した後」に感染した人は、「やや辛かった」という人が最も多く、40.0%だった。「とても辛かった」は20.0%とワクチンを接種する前に感染した人と比べ、半減している。

  • 新型コロナウイルス感染の症状はどの程度でしたか