ライボが運営する「Job総研」は、「新社会人 テレワーク実態調査」の結果を4月11日に発表した。同調査は3月23日~28日、2022年4月入社の新入社員114人を対象に、インターネットで実施した。

  • 新社会人テレワーク実施率

新社会人にテレワークを行っているか尋ねたところ、79.8%が「実施している」と答えた。頻度は「週に数回」(49.4%)が最も多く、「フルリモート」(25.9%)、「月に数回」(17.6%)が続いた。入社日当日の勤務形態について聞くと、「出社した」が60.5%で、「リモートだった」は39.5%だった。

就活の企業選定でテレワークをどの程度重視していたか尋ねると、59.6%が「こだわっていなかった」、8.8%が「低めの希望条件だった」と答えており、合わせると68.4%が働き方としてテレワークを重視していなかったことが分かった。テレワーク重視派の回答は31.6%となっている。

  • 就活の希望条件 テレワーク重視度

「テレワーク重視派」の回答理由として最も多かったのが、「通勤コストの負担がなくなるため」(43.0%)で、次いで「生産性がアップするため」(17.7%)、「コロナ感染のリスクを減らすため」(16.5%)という順になった。

入社式の参加形態について聞くと、出社して参加の「対面式」が50.0%、リモートで参加の「リモート式」が50.0%だった。研修の参加形態は「リモート研修」(68.4%)が、「対面研修」(29.8%)を大きく上回った。

  • 入社式の参加形態

新社会人にテレワークの満足度について尋ねると、71.0%が「満足」「やや満足」と答えた。不満派の回答は26.3%となっている。テレワークの働き方への賛否では、「賛成」が68.4%と「やや賛成」が27.2%で、合わせると95.6%が賛成と答えた。「反対」の回答はわずか4.4%にとどまった。

  • 新社会人にテレワークの満足度

現代の働き方によるオフィスの必要性を聞くと、76.3%が「必要」「どちらかといえば必要」と答えた。

  • 現代の働き方によるオフィスの必要性