これは希少な原石? それとも遺跡から発掘された副葬品? いいえ、これはどこのご家庭にもあるアレから生まれたものなんです……!

作編曲家の中迫酒菜さん(@Nakazako)がTwitterに投稿した1枚の画像。外側が透明で、内部は茶褐色になっている直方体の石のように見え、角がキラリと輝くさまは貴石の原石のように見えます。

4年間忘れられていためんつゆの容器から1cm大の食塩の結晶が出てきた。(@Nakazakoより引用)

  • (@Nakazakoより引用)

ところがこちらは、4年間忘れ去られていた「めんつゆ」の容器から取り出されたもの。つまり、この石の正体は「めんつゆの結晶」でした。塩が結晶化することは理科の授業で習ったかと思いますが、まさかめんつゆでもできるとは驚きですね。

この事実には、「めんつゆ由来の鉱物、メンツヤイトと命名するか」「宝石の原石に見える(塩)」と、もう宝石でいいんじゃないかという声や、「梅干し自作すると結構ザクザクw たまに古味噌からも」「うちは納豆のタレで何個か出来ていました」と、ほかのものでも塩分が結晶化するという情報、「今日からめんつゆ放置しよ」と結晶化チャレンジを宣言する人など、たくさんの反響が寄せられていました。

投稿者さんに聞いてみた

――4年間忘れていたとのことですが、結晶を発見したきっかけがあればお教えいただけますでしょうか。

最近結婚し、妻が引っ越して来るにあたり台所を掃除していたら奥の方から発見されました。

――ご結婚、おめでとうございます! ツイートに大きな反響が寄せられておりますが、率直なご感想があればお教えいただけますか?

なんでこんなに反響があるのかいまいちピンときません。

――「本業は結晶職人ではなく」とツイートされておりますが、作編曲家としてどのようなご活動をされているかお教えいただけますでしょうか。

クラシックコンサートの楽譜作成からポップスのレコーディングまで手広く活動しています。


本業は、作編曲家としてさまざまな音楽を手掛けているという中迫酒菜さん。Twitterでは、その仕事ぶりがうかがえる動画もツイートされています。めんつゆ結晶だけでなく、才能もキラリと光る中迫酒菜さんの楽曲もぜひチェックしてみてくださいね。