14日にスタートするテレビ朝日系新ドラマ『未来への10カウント』(毎週木曜21:00～ ※初回は15分拡大スペシャル)のリモート記者会見が12日に行われ、木村拓哉、満島ひかり、安田顕、高橋海人(King & Prince)、山田杏奈が登壇した。

  • 前段左から満島ひかり、木村拓哉、後段左から高橋海人、山田杏奈 =テレビ朝日提供

木村が脚本家・福田靖氏と『HERO』シリーズや『CHANGE』ぶりにタッグを組む同作。木村演じる「生きる希望を完全喪失している男・桐沢祥吾」が、高校ボクシング部のコーチになったことで熱を取り戻し、再生していくさまを描く青春スポーツ・エンターテインメントだ。

桐沢が新コーチとして就任する松葉台高校ボクシング部の部長・伊庭海斗役を演じる高橋は、ドラマの注目ポイントとして「コーチと生徒の関係性」を挙げ、「僕たちからすると、木村さんはドラゴンとかツチノコみたいな、本当に存在するのか分からない幻獣のような憧れの存在」と独特な比喩でリスペクトを表現。

続けて「でも、いざ現場でお会いして、立ち振る舞いや役に臨まれる姿勢を見ていると、“憧れ”というところから、“なりたい存在”に変わっていって。それは僕だけじゃなくて、生徒役みんな同じだと思います。そういうところが桐沢コーチと生徒たちの関係性にも出てきているんじゃないのかなと思うので、全話を通して、こういった関係性には注目していただきたいです」とアピールした。

高橋が話したドラマの注目ポイントに共演者や記者が聞き入っていると、高橋は「あれ? 僕が喋った後の空気感というか、BGMがガッツリ聴こえてて」とあたふた。これに対し、木村が「撮影はまだ始まったばかりですが、今回の撮影を通じて、いかに現場のツチノコになれるかっていうことを一生懸命、自分の中で噛みしめていました」としみじみと語り、笑いを誘った。