カンテレ・フジテレビ系ドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(4月18日スタート、毎週月曜22:00~)の制作発表会見が11日行われ、広瀬アリス、松村北斗、西野七瀬、飯豊まりえ、岡山天音、藤木直人が登壇した。

  • 左から西野七瀬、藤木直人、広瀬アリス、松村北斗、飯豊まりえ、岡山天音

撮影の裏話として、松村は藤木のルービックキューブ話を。「すごくルービックキューブがお上手で、マイルービックキューブを持ってらっしゃるんですけど、水が流れるように回るんですよ。『さわってごらん!』『なめらかです!』というやりとりを全員分……」と明かすも、藤木は「『さわってごらん』なんて俺言ってないよ!(笑)」と笑いながらツッコミ。松村は「言い方は違ったかもしれないですけど(笑)」と補足していた。

劇中でマジックを披露する岡山は「タネをいただいてから、不器用なので台本そっちのけくらいの勢いで夜通し練習してました。本番で震えながら披露したら、飯豊さんがすごく喜んでくれて。やっぱりお芝居でリアクションは大事だなって」と飯豊に助けられたことを振り返り「ありがとうございます!」と改めて感謝を述べた。一方の飯豊からも「おんぶをしてもらうシーンがあるんですけど、リハーサルのときからずっとおんぶしてもらっていて。長い階段の途中でカットがかかるんですけど、途中で降りたら危ないからとおんぶしたまま階段の上まで上がってくれた」と岡山の優しい一面が明かされ、「あのときはありがとうございました」と、感謝を返すやりとりが行われた。

西野は「まりえちゃんが走ろうって言ってくれて、どうしようかなと思ってたんですけど、結局天音くんも一緒にスタジオの外周を一周しました。はじめは『よーいどん』って言ってちょっと競争みたいなこともしたんですけど、息が上がっちゃったので、途中からは談笑しながら歩きました」と撮影の合間の息抜きエピソードを語った。飯豊は皆を誘った理由を「夜遅い撮影で眠くなっちゃうような雰囲気のスタジオだったので、外の空気を吸いたいなと思ったら、どんどん皆が来てくれて。リフレッシュに繋がりました。一周した後には皆目の奥がキラキラしていました」と明かした。

さらに飯豊のお誘いエピソードとして「あるとき、『踊りましょう!』って。古風なお誘いですよね」と松村が回顧。「1回目のお誘いで断ると後からやると言い出しにくくなるので、1回目で『いいですよ』と。西野さんと3人で踊りました。不思議な、よく分からないダンスなんですけど」と松村が経緯を語り、飯豊は「幼稚園のお遊戯会で踊ったダンスだったんですけど、アイドル2人の間で踊らせていただきました」と恐縮しながらも喜びの表情を見せた。

また松村は「天音くんがなかなか踊ってくれなくて、20分くらい“お誘い”を続けました。でもいざ踊り始めると、タガが外れたようにずっと踊っていましたね」と岡山の様子も明かす。岡山は「1歩踏み出すことが大事なんだなと学びました」と頷いた。劇中でも、飯豊と岡山が画面の端で踊っているシーンがあるという。

また、主題歌「初恋が泣いている」を歌うあいみょんからのビデオメッセージも公開。「恋愛の“ごちゃごちゃ”が好きだから楽しみ。アリスちゃんが4話、5話が特にすごいと言っていたので、より一層楽しみになっております」とコメントが寄せられた。

同作は恋に本気になれない6人の男女が織りなす群像ラブストーリー。広瀬は「恋なんて人生のムダ!」と宣言している恋愛経験・男性経験ゼロの桜沢純、松村は女性を癒やす天才で「来る者拒まず去る者追わず」の刹那恋愛主義男子・長峰柊磨、西野は安定が一番だが夫は自分に無関心でセックスレスの専業主婦・清宮響子、飯豊はパパ活をしていたがレンタル彼氏を雇う真山アリサ、岡山は不思議系のピュアなコンビニ店員・内村克巳、藤木は一流の腕を持つシェフだが誰かに追われている岩橋要を演じる。純(広瀬)と柊磨(松村)を中心に、響子(西野)と要(藤木)、アリサ(飯豊)と克巳(岡山)の恋模様を描いていく。