「劇団飛行船 制作発表会」が4月5日、東京・上野飛行船シアターにて開催された。
「劇団飛行船 制作発表会」では、劇団飛行船が主催するタイトルと、制作に携わるブシロードグループのタイトルに関する新情報が発表された。270度のプロジェクションマッピングを使用した飛行船シアターは、舞台、客席に設置された6台のプロジェクターから投影。飛行船シアター館長・総合司会の田中文啓、鈴鹿莉那が登壇し、制作発表会がスタートした。
オープニングで芽が生えた豆の木がたどり着いたのは雲の上。今年度の劇団飛行船マスクプレイミュージカルレギュラー作品『ジャックと豆の木』に登場する主人公・ジャックと、お城の家庭教師である博士が登場し、劇中歌「でっかく生きよう」を披露。また、今年度は『アラジン~ササン王国の不思議なランプ~』を上演する。
そして、幼稚園や保育園、ショッピングモールのイベントスペース、屋外など、どんな場所でも上演が可能な訪問公演「ミニ劇場」として、ミニ劇場作品の劇団飛行船オリジナル作品『僕らのおうち』『ヘンゼルとグレーテル』『3びきのこぶた』『赤ずきん』の4作品が発表された。
そして、『くまのがっこう すてきなすてきなおくりもの』は、今年も全国地の公演が決定。6月は北陸、東海ツアー、9月には東京、千葉での公演が行われる。『プリキュア ドリームステージ♪』は、『デリシャスパーティ♡プリキュア ドリームステージ♪』としての上演が発表された。
さらに、2021年に幕を下ろした饗宴『茜さすセカイでキミと詠う〜絆〜』の再演が2022年6月に決定。2020年に公演中止となった『THE STAGE ラッキードッグ 1 Paradise Lost+』は2022年8月に上演が決定。舞台『D.C.III~ダ・カーポIII~君と旅する時の魔法』は、4月29日から5月2日にかけて飛行船シアターにて上映会が初開催される。
また、ブシロードグループは、『ヴァイスシュヴァルツ』参戦作品など、オリジナルIP以外も幅広く舞台化に挑戦していくことを発表。『しろくろビューネ』として、飛行船シアターを拠点に新たな舞台プラットフォームが誕生する。第一弾となる作品は『舞台 Lyrical Lily「千リ!の道も一歩から」』。今後も様々なタイトルの舞台化をしていくとのこと。