映画『チェリまほ THE MOVIE』(4月8日公開)の公開初日舞台挨拶が9日に都内で行われ、赤楚衛二、町田啓太、浅香航大、ゆうたろう、草川拓弥(超特急)、佐藤玲、鈴之助、風間太樹監督が登場した。
同作は豊田悠による同名コミックの実写化作。童貞のまま30歳を迎えたことにより、「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた冴えない30歳のサラリーマン・安達清(赤楚衛二)は、社内随一のイケメンで仕事もデキる同期・黒沢優一(町田啓太)に触れ、自分への恋心を聞いてしまう。
公開初日には邦画実写映画ナンバーワンスタートを切り、全国164スクリーンで舞台挨拶中継も行われていた同作。有観客イベントも初となり、赤楚は「初めてこうやってお会いして、対面させていただいて、こみ上げてくるものがあります」、町田は「本当に感慨深いですね。こうやってみんなで登壇するというのも初めてですし、こういう機会をいただけたのもみなさんのおかげだと本当に心から思っています」と喜びを表した。
映画になると聞いた時には「めちゃくちゃ嬉しかったですよね」(赤楚)、「またみんなと会えるのも嬉しいし、あの世界に入れるんだというのは嬉しかったよね」(町田)と噛み締め合う。一方、赤楚は「浅香くんだけあんま変わってないなあ、久しぶりな感じしないな、みたいな。なんかワクワク感がなかった」と明かし、浅香は「ワクワクしてたよ。楽しみにしてたし、会えて嬉しかったよ!」と抗議する。ドラマから映画までの間に痩せてしまった赤楚は、餅を食べて体重を増やしたそうで「お餅が体重つくのに気づいて、自分に合うんだなと、お餅ばっかり食べてました」と振り返った。
作品にちなみ「心の声を聞いてみたい」と思う出演者について聞かれると、赤楚は「みんなで集まって控室でしゃべったりする時、タイミング的にしゃべりたくないなと思ったりすることもあるかもしれないじゃないですか。本当に楽しかったのかなというのは聞きたい。僕は楽しかったですし、色鮮やかな日々を送らせていただいたんですけど、みんな同じ気持ちだったら嬉しいな」と自信のない様子。町田が「いや、楽しかったしかないでしょう! なんで? そんな心配だったの?」とフォローしていた。
また鈴之助が「ゆうたろうさんが若い世代なので、若者の気持ちが知りたい」と言ったことから、最後のフォトセッションでゆうたろうが教える流行りのポーズを披露することに。全員で笑い合いながらポーズに挑戦し、和気あいあいとした姿を見せていた。