フジテレビの無料見逃し配信の3月の月間再生数が6,455万再生となり、単月で初めて6,000万再生を超えて同局の過去最高を記録した。また、他局を大きく引き離して民放横並びトップを獲得した。
これまでの過去最高は、今年1月の5,067万再生だったが、この記録を大きく更新。月間UB(ユニークブラウザー)数も、フジテレビ歴代2位となる945万UBで、こちらも民放横並びトップとなった。
フジテレビでは、この1年間で無料見逃し配信の再生数が飛躍的に伸びきているが、3月の月間再生数は、前年同月比305%という驚異的な数字となっている。
けん引したのはドラマの無料見逃し配信で、月9『ミステリと言う勿れ』が、全12話すべてが300万を超える再生数を獲得。1クールでの総再生数は4,000万を突破し、民放ドラマの歴代最高記録を大きく塗り替えた。
バラエティ番組では『人志松本の酒のツマミになる話』が60万再生を超える回を連発するなど人気コンテンツとなっており、『突然ですが占ってもいいですか?』も、若い女性層を中心に見逃し配信での人気が高い番組となっている。
フジテレビの加藤律子編成メディア推進部長は「4月からスタートする新ドラマや、新バラエティ番組に加え、今まで見逃し配信を実施していなかった番組も、4月以降に見逃し配信を開始していく予定で、配信で視聴できる番組のラインナップを拡充する計画を立てています。今後も、さまざまな番組を、放送だけでなく配信でもお楽しみいただけるよう引き続き取り組んでいきます」とコメントしている。
※配信数はいずれもTVer・FOD・GYAO!の合計値、ビデオリサーチ調べ