テレビ朝日系ドラマ『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』(16日スタート 毎週土曜23:30~)の制作発表記者会見が9日に東京・テレビ朝日本社で行われ、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、芳根京子、大橋和也(なにわ男子)、迫田孝也、西田尚美、古田新太が登壇した。
同作は、山田演じる「可愛い」を武器に生きてきたあざかわ男子の丸谷康介と、芳根演じる26年恋愛経験ゼロのロボット女・真田和泉という不器用なオトナ2人の、遅すぎる初恋を描くラブコメディ。大橋は康介を尊敬してやまない一ノ瀬圭、迫田は康介をエースとして溺愛している先輩社員の鏑木悟、西田は康介の上司・山室つかさ、古田は康介のかわいさに身もだえる謎多き人物“おっさん”を演じる。
「どうも~! 一ノ瀬圭役の大橋和也です!」と冒頭から元気いっぱいにあいさつをしていた大橋。山田は現場の雰囲気を「大橋くんと迫田さんが本当に仲良くて。2人がそろうといつも芳根さんがテストで笑っちゃうくらい、賑やかで楽しい」と目を細めた。
大橋は先輩である山田の座長ぶりを「おっちょこちょいで楽しい方でもあるし、アドバイスもくれる。優しいので安心感がある」と絶賛。褒められた山田は「大橋くん、うるさいんすよ! うるさいですよねぇ!」とキャストらに同意を求めながらも、「なにわ男子元気ですごいなって! でも、元気なあいさつに助けられてます。元気担当です」と太鼓判。西田はそんな2人のバランスを「大橋くんは本当にこんな感じでして、初めてお会いしたんですけど、元気をいただいて。そこを座長がピリっと締めてくれます」と分析する。
そこで「大橋くんすごくて!」と切り出した山田。「メイク室で西田さんと3人で一緒だったんですけど、西田さんに対して『何て呼ばれてるんですか? “なーちゃん”とか呼ばれてるんですか!?』って」と楽屋でのエピソードを振り返り、「お前大先輩に何言ってんだ、なーちゃんって呼んだらら俺がぶっ殺すからな!」と声を荒らげる。大橋は「今は“なーさん”って呼んでます」と、“なーちゃん”呼びは回避したよう。
○✕で質問に答えるコーナーでは、「キュンとしやすいタイプ」という質問に✕を出した山田。「最近キュンキュンしてないなと。姪っ子やペットにはするんですけど、女性にはない。姪っ子はたまにしか会えないので、会うと泣かれたりするんですけど、帰り際にはハイタッチしてくれたりするのでかわいいなと思います」と姪っ子を思い出し笑顔に。○を出した大橋は「少女漫画が大好きで、開いた瞬間にキュンってしちゃいます。壁ドンのシーンがあったら、おい! 来た! みたいな!」と興奮気味に語った。
「尊敬する先輩がいるか」は2人とも○。「もともと堂本光一くんに憧れて事務所に入ったんですけど、岡田(准一)さんや二宮(和也)さんも」と名前を挙げた山田は「そういう先輩になりたいなって思いますし、大橋くんも僕に憧れてくれているはず」と期待のまなざしを向ける。大橋は「大野(智)くんだったり、大倉(忠義)くんだったり……もちろん山田くんも」と返すが、山田は三番目に名前が上がったことに対し「後付けじゃないですか?」と不満の様子だった。迫田は、先輩だけじゃなく後輩や年下も尊敬の対象といい「大橋くんのことを師匠だと思っています。僕らが忘れかけている初心を思い出させてくれる」と大橋を褒めた。
さらにドラマのタイトルにちなみ「可愛いに消費期限はあるか」という質問には全員が✕。山田は「ないんじゃないですかね。100人いるうち1人だけにでもかわいいと思ってもらえればいい、感性は1人ひとり違うので。消費期限がないということを僕がこのドラマで証明できたらなと思っています」と座長らしいコメントを。
大橋が「僕は一応ジャニーズをやらせてもらっているんですけど」と話し始めると、山田は「一応……?」と怪訝そうな表情。大橋は「コンサートのときは自分がかわいい、かっこいいと思ってやらせてもらっているので、おじいちゃんおばあちゃんになってもこの気持ちはあるのかなって」と笑顔で話した。
ステージを退場する際には、大橋が立ち止まって取材陣に笑顔を見せるとなかなか捌けようとせず、山田に笑いながら「早く行け」とばかりに背中を押される一幕も。最後まで現場の元気を担当していた。