バイクライフを楽しく豊かにする情報を広く社会に発信することを目的に活動を行う「Bike Life Lab supported by バイク王」はこのほど、「再び売却した際に高値の付くバイク」=「“リセール・プライス"の高いバイク」の上位10車種を発表した。調査期間は2021年12月〜2022年2月。

■総合ランキング

順位 メーカー・車種 リセール・プライス
1 ホンダ・GB350 S 127.0Pt
2 ホンダ・GB350 121.1Pt
3 ホンダ・CB400 SUPER FOUR 115.5Pt
4 ホンダ・CB1100RS 104.8Pt
5 New ホンダ・レブル1100 103.2Pt
6 カワサキ・Z900RS 103.1Pt
7 ホンダ・クロスカブ110 102.7Pt
8 ホンダ・レブル1100 DCT 100.4Pt
9 ホンダ・CT125ハンターカブ 94.9Pt
10 カワサキ・Z900RS CAFE 94.8Pt

第40回となる「リセール・プライス」ランキングはホンダ「GB350 S」が2位に5.9Pt差を付け首位に輝いた。

  • ホンダ「GB350 S」

    ホンダ「GB350 S」

1位にランクインしたホンダ「GB350 S」は前回、スタンダードモデルである「GB350」と同じく初登場し2位にランクインしたが、今回はそのスタンダードモデルを抑えて1位となった。

「GB350 S」はタックロール風シート、専用サイドカバー、フォークブーツ装着、マフラー、ショートフェンダーなど、スタンダードモデルとは外観や乗り味など異なる部分があり、楽しめる車両となっている。今回の対象期間では「Bike Life Lab」独自の規定台数に達したこと、上質な車両が流通していることによりランクインしたものと推察される。

また今回は、ホンダ「レブル1100」が初登場5位を記録した。2020年に発売となった同モデルはオートマチック運転も可能なDCT(デュアルクラッチトランスミッション)もラインナップし、日本では大型二輪AT限定免許でも運転できる車両。発売から年月が経っているものの人気が衰えず、車両も高値で取引されているため、今回ランクインしたものと考えられる。

  • ホンダ「レブル1100」

    ホンダ「レブル1100」

■排気量別ランキング上位5位

原付一種・二種

順位 メーカー・車種 リセール・プライス
1 ホンダ・クロスカブ110 102.6Pt
2 ホンダ・CT125ハンターカブ 94.8Pt
3 ホンダ・モンキー125 92.6Pt
4 ホンダ・スーパーカブ110 88.0Pt
5 ホンダ・GROM 87.8Pt

軽二輪

順位 メーカー・車種 リセール・プライス
1 ホンダ・レブル250 93.3Pt
2 ホンダ・CRF250L 83.9Pt
3 カワサキ・Ninja ZX-25R/Ninja ZX-25R SE 83.8Pt
4 カワサキ・Ninja 250 83.2Pt
5 ホンダ・PCX160 83.1Pt

中型二輪

順位 メーカー・車種 リセール・プライス
1 ホンダ・GB350 S 127.0Pt
2 ホンダ・GB350 121.1Pt
3 ホンダ・CB400 SUPER FOUR 115.5Pt
4 カワサキ・Ninja 400 82.5Pt
5 カワサキ・Z400 81.0Pt

大型二輪

順位 メーカー・車種 リセール・プライス
1 ホンダ・CB1100RS 104.7Pt
2 New ホンダ・レブル1100 DCT 103.2Pt
3 カワサキ・Z900RS 103.1Pt
4 ホンダ・レブル1100 DCT 100.3Pt
5 カワサキ・Z900RS CAFE 94.8Pt

「リセール・プライス」はバイクを再び売却(=リセール)するときの価格(=プライス)を指す。2022年4月現在、新車で購入が可能なバイクを対象とし、オークションで売却した際の落札金額の平均値と新車販売価格を基に「リセール・プライス」をポイント化。ポイント数が高いほど「リセール・プライス」が高いと想定できる。

同指標は、200万台以上の累計取扱台数を誇る「バイク王」のデータを基に、「Bike Life Lab」が独自に集計したものであり、バイクユーザーが新車あるいは中古バイクを購入する際の参考情報として活用されることを目的としているという。

算定基準は、以下の通り。

・国内主要4メーカーが、国内で販売しているバイク(2022年1月現在・逆輸入車を除く)
・新車販売価格は2022年4月現在の価格を基準。カラー等により価格が複数ある場合は、最安値を基準に算定
・モデルチェンジが実施された場合は、最新モデルのみを対象とする
・期間内に、「Bike Life Lab」独自の規定台数に達する流通があるバイクを対象とする

同社では、「各メーカーよりさらなる新型モデルが発表されるなか、今後のランキングに変化は起こるのか、引き続き『リセール・プライス』ランキングにご注目ください」とコメントしている。