映画『とんび』(4月8日公開)の初日舞台挨拶が8日に都内で行われ、阿部寛、北村匠海、杏、安田顕、大島優子、瀬々敬久監督が登場した。
同作は重松清によるベストセラー小説の初映画化作で、瀬々敬久が監督を務める。広島県備後市で暮らすヤス(阿部寛)は、愛妻との間に待望の息子アキラ(北村匠海)を授かったが、ようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し育て続ける。
「この春始めたいこと」を聞かれた阿部は「言語をやったりとかして3日坊主で終わったりチャレンジしてるんですけど、そういうのをもう1回やりたいなと思ってるんです。あとはDIYもやったりとかしてるんですけど、だいたいもう3日坊主で終わってくので……」と悩む。
すると安田が「それはやっぱりご自分の公式ホームページを更新された方がいいと思います。4月ですしね」と提案。阿部のオフィシャルサイトのシンプルさが度々話題になっていることから、阿部は「でもあれ、人気だから」と拒否していた。
またこの日は会場の客席で新生活を送る人に阿部がエールを送るというコーナーも。大学に合格して一人暮らしをするという男性が選ばれ、阿部は「最近よく受験生を励ますというのを、あるドラマをやってから再三要求されるんですけど」と言いつつ、すでに大学には受かっているということで「 一人で大変だと思う。寂しい時はたくさん食べて……」と話しかけ始める。しかし「どうしよう、『食べて』とか言っちゃった」と着地点を見失ったようで、阿部は「とにかく半年乗り切ればなんとかなるから、頑張ってくれよ!」と手を振ってエールを送った。