MMDLaboは4月8日、「銀行(インターネットバンキング)とネット銀行に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2022年3月3〜4日、調査対象はスマートフォンを所有する18〜69歳の個人、有効回答は672人。
約8割が用途に応じて銀行口座を使い分け
現在利用している銀行(インターネットバンキング)・ネット銀行の口座がある人に、銀行口座を用途に応じて使い分けしているか尋ねると、79.7%が「使い分けている」と回答。銀行口座を複数所有している理由については、メインバンクでは「給与・年金などの振込」(53.5%)、サブバンクでは「貯蓄」(32.3%)が最多となった。
利用している銀行・ネット銀行については、1位「ゆうちょ銀行」(32.7%)、2位「楽天銀行」(31.5%)、3位「地方銀行」(27.7%)、4位「三菱UFJ銀行」(14.1%)、5位「住信SBIネット銀行」(12.0%)となった。
メインで利用している銀行については、1位「地方銀行」(19.7%)、2位「楽天銀行」(15.0%)、3位「ゆうちょ銀行」(12.9%)との順に。メインバンクを利用している理由を聞くと、1位「昔から利用していたから」(29.0%)、2位「生活圏内に利用できるATMがあるから」(24.5%)、3位「安心・信用できるから」(19.7%)となった。
また、銀行口座を用途に応じて使い分けている人に、2021年以降のメインバンクを変更したか質問したところ、92.6%が「変更していない」と回答し、「変更した」は7.4%にとどまった。「変更した」理由については、「ネットでやりくりできるから」が32.4%と最も多く、以下、「金利が低いから」が20.6%、「証券会社との連携機能があるから」が17.6%と続いた。