マイナビは4月7日、「マイナビ2023年卒大学生活動実態調査(3月)」を発表した。調査は3月25日~3月31日、2023年卒業予定の大学生・大学院生5,314名(文系男子966名、理系男子957名、文系女子2,356名、理系女子1,035名)を対象にインターネットで行われた。
2023 年卒業予定の大学生・大学院生の3 月末時点での内々定率は 26.4%(前年比 4.9pt 増)、平均内々定保有社数は 1.7 社(前年比 0.2 社増)と、いずれも前年比増となった。
4月に改正された育児・介護休業法、労働施策総合推進法(パワハラ防止法)、女性活躍推進法等の法改正に対して、企業が積極的に取り組むことについてどう思う尋ねたところ、企業を選択する上で「(非常に+まあ)重視する」という学生は 82.4%。企業の就業環境に関する法律への対応に、多くの学生が関心を寄せていることが明らかに。
また、「もし応募や入社を検討する企業が社会的に困難な状況にある国や地域の人に対して、人道支援を表明したとしたら、どのように感じるか」という質問では、「企業に対して良い印象を持ち、志望度が上がる」と答えた学生は 39.5%だった。
最後に、「就職活動を終えてもいいと思えるタイミングは、どのような状況か」という質問に自由記述で回答してもらった結果、「納得のいく内定を得たら」「第1志望の企業から内々定を得たら」「1社でも内々定を得たら」「働くイメージがわいたとき」といった回答が並んだ。