女優の有村架純が出演する、JA共済連の新CM「お節介」編が10日より放送される。

  • 新CM「お節介」編より有村架純

ライフアドバイザー(以下、LA)役の有村とその妹役の浜辺美波の日常生活を描いた、JA共済のCMシリーズ。2019年に第1話が放送され、今回で第13話目を迎える。

「お節介」編は、有村が自宅を出るシーンからスタートする。妹の浜辺曰く「お節介」な有村はライフアドバイザーの仕事を始めて4年目。今日も契約者のもとへ訪れる。第1話の初々しい姿から一変、現在の成長した有村の姿に切り替わるシーンに注目だ。

■有村架純インタビュー

――有村さんがついお節介を焼いてしまうことはありますか?

母に似たのか、人の様子をうかがいがちなので、困ってそうだったら声を掛けたりして、なるべく(困ってそうな人に)気付くことができたらいいなとは思っています。それが相手からしたら「ちょっと今話しかけて欲しくなかった」とかそういうタイミングで話しかけたことが逆にお節介だったらどうしようというのはすごく考えます。

――昔よりもお節介を焼いてしまうことは多くなりましたか?

やっぱり20代前半の時は先輩方に囲まれている場面が多かったので、(周りの人が自分に)お世話をしてくれていたのですが、今は29歳になって立場的にもまとめる場面も増えてきましたし、そうなるとキャストの方に目を配る必要もあるなと思います。あまり年下だからどうっていうことではないんですけど、それでも自分が過去に(先輩が)声を掛けてくれていたことで、そこが居場所になることも多かったので、なるべく先輩方がしてくれたことを次に自分が引き継いで、それをまた下の子たちに渡していければ良いなと思っています。

――共演者への気遣い(お節介)についてはどうですか?

同じ道を歩いてきたであろう方々、どうしてもその時その時の気持ちがなんだか分かる気がするので、そういったところで会話にしなくとも呼吸で分かるというか。(お節介を焼くことに)そうである人とそうでない人って分けているつもりは全くないですが、同じ作品を作っている人たちはみんな仲間なので、許し合えるというか、何か分かりやすい行動とか物理的な物というよりも、精神的なところで支えてあげたいなというのはあるかもしれないですね。

――これまでうまくフォローできた経験はありますか?

芝居なのかその場の空気なのか、引っ張った方が良いなと思ったときには自分が先にいきますし、 セリフを間違えることは誰でもあることなので、相手が気にしないように振舞ったりしますね。

――最近うっかり忘れてしまったことはありますか?

タクシーの中に、多分帽子を忘れたんですよ。アクセサリーとか帽子とかを失くしがちで、手に持っていると危ないんですよね。イヤホンとかタクシーに乗った時に、つけててポンって横に置いたら、そのまま忘れていっちゃうとか。カバンの中に入れていたら大丈夫なんですけど、カバンの外に出した時に結構どこかに置いていっちゃいます。前も一回帽子を失くして、似たような帽子があったので買ったんですけどまた失くしたので、ちょっとこの帽子とはもしかしたらもう縁がないのかもって思ったので諦めました。