ティーピーリンクジャパン(TP-Link)は4月7日、IPv6 IPoE対応Wi-Fi 6ルーター「Archer AX53」を発表した。発売日は4月21日で、市場想定価格は9,900円。また、4月7日にWi-Fi 6対応メッシュWi-Fiシステム「Deco X50」を発売した。
Archer AX53(4月21日発売)
IPv6 IPoEに対応したデュアルバンドWi-Fi 6ルーター。最大で合計2,976Mbps(5GHz:2402Mbps + 2.4GHz:574Mbps)の高速通信を実現する。
推奨利用環境の目安は、戸建て住宅で3階建てまで、マンションなら4LDK程度。最大接続台数は42台。OneMesh対応のWi-Fi 6中継器と組み合わせることで、家の中を移動しながらでも途切れることのないシームレスなメッシュWi-Fi×Wi-Fi 6環境を構築できる。
4本の外部アンテナと内蔵のFEMで通信速度の低下を防ぎ、端末のある場所へ最適な電波を送信する「ビームフォーミング」と「4T4R」を搭載する。
ウイルス感染の恐れがある脆弱性の特定、子どものオンライン時間の制限、Webサイトのブロック設定などの機能を備えるセキュリティシステム「HomeShield」を搭載。ルーターのセットアップや管理には、専用アプリ「Tether」を用意。
OpenVPNとPPTP VPNサーバーとして利用可能。Amazonの音声アシスタント「Alexa」にひもづければ、音声操作もできる。
無線LANセキュリティは、WPA3、WPA/WPA2-Enterprise、WPA2、WPAに対応。有線インタフェースは、Gigabit Ethernet対応LAN×4基、WAN×1基。本体サイズはW260.2×D135×H41.6mm。保証期間は3年間。
Deco X50(4月7日発売)
複数台で連携し、単一のSSIDで家中をカバーするメッシュネットワークが構築できるWi-Fiルーター。市場想定価格は、1ユニットパックが15,180円、2ユニットパックが27,280円、3ユニットパックが40,480円。
Wi-Fi 6に対応し、リンク速度は5GHzで最大2,402Mbps、2.4GHzで最大574Mbps。ユーザーの位置に応じて最も速度が出るユニットを自動的に選ぶ「シームレスローミング」、ネットワーク環境をの利用状況を学習・改善する「AIメッシュ」などで、快適な通信環境を整える。
本体サイズは約W110×D110×H114mm。1台あたり3口のギガビットポートを備え、WAN/LAN接続を自動判別。メッシュWi-Fiの最大接続台数は150台。最大カバー範囲は230平方メートル(1台)/420平方メートル(2台)/600平方メートル(3台)。保証期間は3年間。
なお、TP-Linkは5月8日まで「新生活応援キャンペーン」を実施中。5,000円以上の購入が条件で、最大10,000円分のギフトカードが抽選で200名にプレゼントされる。