リクルートが提供する進路情報メディア「スタディサプリ進路」は4月6日、「靴下のトレンド」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は2022年2~3月、全国高校生女子300人、高校生の子どもがいる保護者女性312を対象に、インターネットで実施した。
現役女子高生と保護者に対して、靴下のこだわりポイントを色と長さに分けて尋ねたところ、世代によって流行が全く異なることがわかった。女子高校生は黒、12cmのハイカット丈がそれぞれ最も多かったが、保護者世代は白で26~28cmの短めのハイソックスが1位だった。色は対照的で、長さも高校生は保護者世代の約2分の1という結果になっている。
靴下の長さの平均を出したところ、平均値は女子高校生が「14cm」、保護者が「22cm」だった。今回アンケートに回答した現役高校生の保護者の約46%がルーズソックスが流行した90年代に高校生だった40代であることがわかっている。こだわりの長さ上位3位内にルーズソックスがランクインしていなくても、全体的に長い物が流行していたことがわかった。
「スタディサプリ進路ブック」編集長の仲井美夏氏によると、靴下の長さをざっくりと見ると、保護者は「ふくらはぎより上」が約68%、一方令和女子高生は「くるぶし周辺丈」が68%と、明らかにトレンドが違っているという。この丈については、保護者は当時流行したミニスカートとのバランスが取れ、美脚効果を感じられる長さであるとのこと。
一方、令和女子高校生のフリーコメントには、「くるぶしが出るか出ないか位の短さで足の一番細いところを出して、脚長効果と足細効果を狙っている」(高2/広島県)というものがあった。現役女子高校生も保護者と同じく"スタイル良く見せる"ことにこだわっており、時代は変わっても女子高校生は「美脚効果」が靴下選びの共通軸となっているという。