オレンジページは4月5日、成人女性の骨粗鬆症に対する意識調査の結果を発表した。調査は1月19日〜24日、国内在住の20歳以上の女性1,432人を対象にインターネットにて実施したもの。
まず、自身の骨の健康について不安があるかどうか聞いたところ、24.2%が「不安」、48.0%が「どちらかといえば不安」と回答。合わせて72.2%が不安を抱えている事が分かった。
また、自身が骨粗鬆症になると思うかどうかについては、7.9%が「すでに骨粗鬆症の可能性があると思う」、74.3%が「今はないが、将来骨粗鬆症になる可能性があると思う」と答えた。合わせて82.2%が自分が骨粗鬆症になる可能性があると思っている事も分かった。
若い頃に比べて、身長が縮んだという人は40代では19.8%なのに対して60代以上では64.5%と45%近く多く見られた。さらに、60代以上では2cm以上縮んだ人が23.7%いる事も判明した。
骨の健康のために何か具体的な対策をしているかについては、35.3%が「対策したいが、実行できていない」、44.1%が「対策はしていない」と回答。合わせて79.4%が対策できていない事が分かった。
対策している人に対して、その方法について聞いてみると、「牛乳、チーズなどの乳製品をとる」(82.1%)や「油揚げ、納豆などの大豆製品をとる」(66.9%)、「日光に当たる時間をつくる」(60.1%)などがあがった。