サッポロ不動産開発は4月5日、昨年6月に実施したビル共用部における隙間時間向けワークスペース提供事業「fastwork」の実証実験の第2弾を開始した。
同事業では、時間や場所に縛られない働き方などのニーズとビルの共用部の活用を掛け合わせ、柔軟に仕事ができるワークスペースを提供する。
実証実験では、仕事に適した十分な広さの机と椅子、Wi-Fi、電源などを完備し、1分10円で提供。ビル共用部などに設置したワークスペースと利用手続きおよび精算を行う決済システムにおいての利用状況の分析とともに運営方法の検証を行う。
今回は、第1弾で実施した「恵比寿ガーデンプレイス」にくわえ、さらに「渋谷キャスト」「JMFビル東陽町01」「セミナープラス南町田」「COASKA Bayside Stores」「テラスモール湘南」の全6施設に拡大しての実験となる。
また、第1弾での顧客の要望より、全スペースでオンライン会議が可能な設えとしたほか、公式Webサイトも全面リニューアル。空いている座席の検索や、今から使う座席を即時確保できる遠隔チェックインなどの機能を追加し、さらに使いやすいサービスとして展開している。