常にどんな仕事にも全力投球するフリーアナウンサーの鷲見玲奈。フリー転身後は「仕事でのNGは一切ナシ」と公言してきた鷲見だが、4月4日放送の日本テレビ系バラエティ番組『有吉ゼミ』では、初めて激辛料理にトライし、なおかつ完食するというお笑い芸人顔負けのド根性を見せた。その体を張った収録の舞台裏を本人に聞いた。
「第34回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 SPRING/SUMMER」(TGC)で3度目のMCを務め、4月から日本テレビ系情報番組『ズームイン!!サタデー』で総合司会を担当。女優として『DCU~手錠を持ったダイバー~』(22)などの人気ドラマにも出演し、バラエティ番組でも爪痕を残せるというマルチプレイヤーだ。
激辛料理ロケについて話を聞くと、「最初にお仕事を受けた時、『鷲見さん、激辛食べられますか?』と聞かれた時に『ちゃんと食べたことがないからわからないです』と答えたんです。そしたら『世界一辛い唐辛子を使った激辛料理です』とのことで、初めての経験でした」と笑顔で振り返る。
番組スタッフも、激辛料理を食べ慣れてない鷲見が完食したのは想定外だったに違いない。「スタッフの方もびっくりしたと思います。ずっと『無理しなくていいですよ』と言ってくださっていたのですが、私は『食べるぞ!』という気持ちしかなくて、途中で意識朦朧としながら、ひたすら食べ続けました。意外と根性でなんとでもなるんだなと」
さらに「食べている時よりも後の方がきつかったです」と告白。「その日の夜、死ぬかと思いました。胃がこんなに焼けるように熱くなるのかと。お腹が痛いとかじゃないんです。胃にマグマが流れ込んだかのような熱さと痛さで、ベッドの上で冷や汗をかき、のた打ち回る感じでした」と打ち明けた。
驚きの武勇伝だが、「よく諦めずに食べきりましたね」とねぎらうと、鷲見は「気合だなと。途中から飲み込みましたが、ぜひ観ていただきたいと思いました」と鷲見は楽しそうに笑って話す。
そのバイタリティーはどこから来るのか? と尋ねると「体育会系だからですかね。学生時代からサッカーやバスケットボールなどをやっていたので、根性だけはあるのかなと。だから、負けず嫌いなんです」と答え、「今回は途中から自分との戦いでした」と話した。
1990年5月12日生まれ、岐阜県出身。2013年にテレビ東京入社。2020年4月からフリーアナウンサーに転身。『炎の体育会TV』(TBS)や『銀座ゴルフ倶楽部』(ゴルフネットワーク)などにレギュラー出演中。2022年4月より『ズームイン!!サタデー』(日本テレビ)の総合司会を務める。また、2021年に日本テレビ系スペシャルドラマ『アプリで恋する20の条件』で女優デビューし、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(21)、『DCU~手錠を持ったダイバー~』(22)にも出演した。