ソフトバンクは4月5日、海外ローミングサービス「アメリカ放題」について、米国の携帯キャリア「Sprint」のCDMAネットワーク閉鎖に伴う対応を案内した。
アメリカ放題は、アメリカ本土やハワイなどに滞在する際、音声通話/SMS/データ通信が利用し放題となるサービス。ソフトバンクユーザーなら申込不要かつ無料で利用できる。
Sprintはかつてソフトバンクグループ傘下にあった米国第4位の携帯キャリアで、現在は第3位のT-Mobile USに吸収合併され、段階的にサービスを終了している。旧SprintのCDMAネットワークは5月31日までに段階的に閉鎖される。
ソフトバンクの対応としては、閉鎖が完了したエリアでもアメリカ放題を安定的に利用できるよう、ローミング先キャリアからSprintを削除するためのUSIMアップデートを行う。日本国内にいる、あるいはSprint以外のキャリアにローミング中のユーザーに対しては自動で実施する。Sprintにローミング中の場合は手動でアップデートでき、アップデート後はSprint以外のキャリアに接続される。