俳優の井ノ原快彦が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『特捜9 season5』が、きょう6日(毎週水曜21:00~※初回拡大)にスタートする。

  • 『特捜9』第1話より=テレビ朝日提供

2018年4月にスタートした『特捜9』。最新作でも、個性の強い特捜班メンバーが衝突しながら事件解決のため全力で捜査に当たっていく。加えて『season5』では、メンバーそれぞれが抱える“事情”にさらに深くフォーカス。新藤亮刑事(山田裕貴)の秘めたエピソードも徐々に明かされていき、浅輪直樹刑事(井ノ原)との関係性にも変化が。前作最終回でついに職場内結婚というフィナーレを迎えた小宮山志保刑事(羽田美智子)と村瀬健吾刑事(津田寛治)の様子も描かれる。

第1話「仮面の銃弾」は、警察官が銃を奪われ、後頭部を撃たれ死亡するという殺人事件からスタート。国木田誠二班長(中村梅雀)や直樹ら特捜班は捜査を開始するが、さらに新たな殺人が。志保、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)たちの懸命な捜査で、不審なマスク姿の男が現場付近をうろついていたとの目撃情報を得るが、第3の事件まで発生。防犯カメラにはマスク姿の男が映っていた。

今シーズンからは、新たな若手キャストも参加。村瀬が副所長を務める警視庁内新部署「捜査支援分析センター(SSBC)」に所属し、特捜班の捜査をサポートする新鋭・三ツ矢翔平にSnow Manの向井康二が扮する。明るく少し天然、思ったことをつい口に出してしまい、周りの空気を一変させることもあるが、何故か憎めない性格の持ち主で、直樹にあこがれを抱いているという役どころだ。

そして、聡明で正義感の強い若き女性刑事・高尾由真を演じるのは元乃木坂46の深川麻衣。周囲からは警察官になって当然だと思われるほど正義感が強く、仕事をそつなくこなして順調に自身の評価を高めていたが、実は失敗を恐れるあまりチャレンジできない自分に苛立つ側面も。やがて特捜班のメンバーと関わることで、気づかぬうちに自分の殻を破っていく。

また、これまで主題歌にはV6の楽曲が採用されてきたが、今回は20th Centuryの新曲「夢の島セレナーデ」に決定。井ノ原と交流のあるバンド「サニーデイ・サービス」の曽我部恵一が楽曲を提供した“大人のフォークロックサウンド”となっている。明日への希望を感じさせるポジティブなメッセージが込められた歌詞が印象的な楽曲は、放送内で初めて流される。