クロス・マーケティングは4月4日、「新型コロナウイルス生活影響度調査」の結果を発表した。調査はまん延防止等重点措置が全面解除された直後の3月25日~27日、全国47都道府県に在住する20~69歳の男女2,500名を対象にインターネットで行われた。

  • 【新型コロナウイルスに対する不安・ストレス度】

    【新型コロナウイルスに対する不安・ストレス度】

新型コロナウイルスに対する不安・ストレス度を調査したところ、定点指標の「直近1週間の不安度」は6p減の31%、「将来に対する不安度」は5p減の43%、「直近1週間のストレス度」は、1p減の40%といずれも先月に続き減少傾向となった。

  • 【支出の増減・支出欲求・支出意向】

    【支出の増減・支出欲求・支出意向】

コロナ禍以降の支出については、32%が「とても+やや増えている」と回答。また、現在”お金を使いたい””何かを買いたい”気持ちは、「とても+やや強くなっている」が24%と、支出への意欲がうかがえる結果に。特に、男女ともに20代、30代で支出欲求が高く、この世代の”お金をかけたい”項目は、「貯蓄・投資」がTOPに。

項目別の支出は、2021年9月結果と同様に「光熱費」「食生活」「育児・子供の教育」の3項目の増加が多く、特に「光熱費」は値上げも重なり2021年9月より7pの増加。今後、”お金をかけたい”項目を聞くと、「貯蓄・投資」(26%)や「旅行・レジャー・イベント費」(23%)が多かった。

  • 【中古品・リユース品の購入実態】

    【中古品・リユース品の購入実態】

次に、直近1年間の中古品・リユース品の購入状況について聴取したところ、35%が「直近1年間に中古品・リユース品を購入した」と回答。1年間の平均購入回数は10.4回という結果に。

性年代別にみると、特に男性20代、30代での利用頻度が高く、「本・書籍」「音楽・ゲーム」を購入する人が多いよう。一方女性は、「衣料品・アクセサリー」が多く、購入先としては、「メルカリ」「ヤフオク!」「ブックオフ・ハードオフ」が上位にあがった。