俳優の古川雄輝が5日、都内で行われたドラマ『ねこ物件』制作発表会見に、細田佳央太、上村海成、本田剛文、松大航也、綾部真弥監督とともに出席した。

  • 左から松大航也、上村海成、細田佳央太、古川雄輝、本田剛文、綾部真弥監督

本作は、ある一軒家を舞台に、猫を愛し猫と共に暮らす男・二星優斗と、夢を追う同居人たちの人生模様、そして猫を通じて人との繋がり方や新しい家族の形を描いた、究極の癒し猫エンターテインメント。主人公・二星優斗を古川、入居希望者としてやって来る司法浪人生・立花修を細田佳央太が演じる。

古川は「デビュー当時から猫が好きだという話をしていて、猫の作品に出演したいという思いがありまして、そんな中、こういった形で、主役としてやらせていただけて本当にうれしい気持ちでいっぱいです。とにかくうれしかったです」と念願の猫作品出演に喜び。

猫との共演の感想を聞かれると、「自由気ままな動物ですので、言うことは聞いてはくれない。そこがすごいかわいいんですけど、基本、猫優先で撮影しました。猫がご飯を食べているからそっちを撮ろうとか、猫がキャットタワーで寝ているからそこでお芝居をしようとか、猫を優先して撮影していたので、大変でしたけど癒やしでもありました」と振り返った。

そして、司会者から「古川さんから重大なご報告があると…」と振られると、古川は「全然重大じゃないんですけど」と訂正した上で、「猫の作品をやりたいと長いこと言っていて、決まったタイミングで言おうと。今まで猫の取材を受けるたびに、『猫カフェに行って楽しんでいます』って言っていたんですけど、じゃなくて僕、猫を2匹飼っていまして」と猫を飼っていることを初告白。

「タイミングを逃してしまい、ずっと猫2匹飼っているんですけど、猫の作品が全然決まらなくて、気づいたらけっこう年数が経ちまして。公表したときのために子猫の時から写真を一緒に撮っていたんですけど、もうけっこう大人に」と笑い、「今回やっと言えた。これで堂々と『2匹飼ってます』って言える」と喜んだ。

飼っている猫の名前は「ルーク」と「ステラ」で、ルークの由来は「『スター・ウォーズ』が大好きで、ルーク・スカイウォーカーのルーク」と説明。ステラについては「拾いまして。病院に連れていったら『メスです』って言われて、『荒川アンダー ザ ブリッジ』という漫画にステラという小さいかわいい女の子が出てくるんですね。女の子だっていうのでステラって名前をつけて、1週間後病院に言ったら『オスです』って言われて(笑)」と話し、「オスが2匹。ルークとステラという2匹飼っています」と語った。また、猫を飼い始めて「6年ぐらい」と明かした。

会見では、本作の映画化も発表。古川は「ドラマ版とつながっていて、優斗の過去も描かれています。かわいいにゃんこも引き続き出てきますので見ていただけたらと思います」とアピールした。また、作品に出演している猫も登場。古川と細田が抱っこしながらフォトセッションに応じた。

ドラマ『ねこ物件』は、4月よりテレビ神奈川、TOKYO MX、BS11ほかにて順次放送スタート。劇場版『ねこ物件』は2022年8月全国公開。