ゲームを楽しみながら学ぶ！　小中学生と保護者を招待した「RED゜TOKYO TOWER」先行イベント

東京タワーフットタウン内にオープンする「RED゜TOKYO TOWER（レッド トーキョータワー）」にて、2022年4月2日と4月3日の2日間、1,200組の港区立の小・中学校に在籍する生徒とその保護者を招待した、先行オープンイベントが開催されました。

「RED゜TOKYO TOWER」は、4月20日にグランドオープンする日本最大規模のeスポーツパーク。東京タワーフットタウン内の1階、3階、4階、5階の各フロアに、さまざまな新しい遊びを楽しめるエリアが展開されます。

今回の先行オープンイベントでは、5階フロアの「ULTIMATE ZONE」にて、デジタルコンテンツを活用した教育プログラムが実施されました。「はじめてのesports講座」や「ライブ配信見学体験」など、各エリアで行われたプログラムの模様をレポートします。

家族や友達と一緒に、ゲームで協力プレイを学ぶ

32台の最新ゲーミングPCが並ぶ「RED゜ARENA」では、親子や友達同士で参加する「はじめてのesports講座」が開催されました。

• 大きなスクリーンやステージが用意された「RED゜ARENA」

この講座で採用されたタイトルは、クッキングアクションゲームの『オーバークック2』。仲間と協力しながら、時間制限内にオーダーされた料理をつくっていくゲームで、親子や友達との協力プレイがテーマとなっていました。

そのため、単にゲームのクリアを目指すのではなく、2人1組のチームとして、お互いに声を掛け合うこと、役割分担をすること、内容を振り返って次の作戦を立てることなどが、この講座で達成を目指すミッションとして設定されていました。

また、ゲストにはプロeスポーツチーム「Crest Gaming Iris」に所属するストリーマーの天音利梛（あまね りな）さんと、YouTubeにてゲーム実況の活動を行う太神陽（おおが ひなた）さんが登場し、デモプレイを行うなどして会場を盛り上げました。

• 1人1台のゲーミングPCを使って『オーバークック2』を体験

• ゲームのルールや、この講座で目指すミッションの紹介からスタート

• （左から）ストリーマーの天音利梛さんと、YouTuberの太神陽さん

• それぞれの席に配布された、5つのミッションが書かれたシート

• デモプレイを含めたルール説明の後、およそ30分間のプレイを体験

参加者はチームで隣同士に座りますが、直接声を掛けるのではなく、ヘッドセットをつけてボイスチャットでコミュニケーションを行います。ほとんどの人が『オーバークック2』のプレイは初めてだったようですが、しばらくするとあちこちで白熱した声が飛び交い始めました。

そして、あっという間に30分のプレイ時間が終了。ゲーム後には参加者全員で、この講座のミッションとして設定されていた、声掛けや役割分担などができたかどうかを、1つずつ振り返っていきます。最後は、5つ目のミッションまで達成できたチームに拍手を送り、講座は締めくくられました。

参加していた小中学生に感想を聞くと、「最初は簡単そうだと思ったけど、分担するのが大変で思ったよりも難しかった」と、協力プレイならではの要素を存分に体験していたようでした。

また、一緒にプレイしていた親御さんからは、「ゲームは初心者なので怒られっぱなしでしたが、協力プレイでなんとか乗り切りました」との声もあり、ゲームに慣れているお子さんがリードしていた様子もうかがえました。

• ヘッドセットでボイスチャットをしながら、親子でお互いに指示を出し合う

• 友達同士での参加も多数。各チームをスタッフがフォローしながら進行していく

• 最後はプレイを振り返り、ミッションを達成できたチームは手を挙げてアピール

なお、「RED゜ARENA」では、上記の講座のほか「esportsにトライしよう」という15分間の体験コンテンツも実施されました。本格的なゲーミング環境が整うなかで、eスポーツ大会の競技種目として採用される『ぷよぷよeスポーツ』のプレイを体験。親子で対戦するなどして、盛り上がりを見せていました。

• 「RED゜ARENA」の本格的なゲーミング環境で、『ぷよぷよeスポーツ』を体験

• 15分という短い体験時間のなか、熱中した対戦が繰り広げられた

ライブ配信やXR映像など、最新の仕事やテクノロジーを体験

配信や収録のための設備が整う「RED゜STUDIO」では、会場限定のライブ配信を実施。スタジオ内でプレイされるゲーム実況が配信され、子どもたちは目の前でプレイされる『Fortnite』や『Apex Legends』などの配信に見入っていました。

ゲーム実況は元プロゲーマーによって行われており、子どもたちからの「どうやったらゲームが上手くなりますか？」といった質問に答えるなど、コミュニケーションを取る時間も設けられていました。

• ガラス越しに配信している様子を見ることができる「RED゜STUDIO」

• 目の前でプレイされる『Apex Legends』の配信に見入る子どもたち

巨大な4面LEDディスプレイと3Dサウンドシステムが完備された「RED゜TOKYO TOWER SKY STADIUM」では、最先端のXR映像を体験。子どもたちは実際にステージへ上がり、間近で体験する迫力の映像に驚きの表情を見せていました。

また、最新のレーシングシミュレーターが並ぶ「RED゜E-MOTOR SPORTS AREA」では、レーシング体験が行われました。体験に使われていたのは、レーシングゲーム『グランツーリスモ7』の筐体。マシンに乗り込んだ子どもたちは、本物のような運転席に興奮しながらプレイを楽しんでいました。

• 最先端のXR映像システムが体験できる「RED゜TOKYO TOWER SKY STADIUM」

• 巨大な4面ディスプレイに囲まれたステージへ上がり、迫力の映像を体験

• 最新のレーシングシミュレーターが体験できる「RED゜E-MOTOR SPORTS AREA」

• 1人ではプレイが難しい場合も、保護者と同乗することで体験可能となっていた

なお、デジタルコンテンツの体験だけでなく、マインドスポーツを楽しむ「RED゜MIND SPORTS AREA」には、カードゲームやボードゲームも用意されていました。

グランドオープン後にポーカーを楽しめる「RED゜ROYAL」では、子どもたちがカードゲームの「UNO」を楽しんでいたほか、100種類以上のボードゲームがそろう「RED゜BODOGE」では、家族や友達と一緒にさまざまなボードゲームを体験する姿が見られました。

• ポーカーテーブルでカードゲームの「UNO」を楽しむ子どもたち

• 100種類以上のボードゲームがそろう「RED゜BODOGE」

• 各テーブルに用意された、さまざまなボードゲームを家族や友達と体験

今回の先行オープンイベントは、5階の「ULTIMATE ZONE」に限定して行われましたが、4月20日のグランドオープン時には、4階と3階を合わせた3フロアのオープンが予定されています。

4階の「ATTRACTION ZONE」では、超人スポーツやドローン競技、謎解きアトラクション、3階の「INSPIRATION ZONE」では、レトロゲームやVRゲームなど、さまざまな遊びを楽しめるエリアが展開。入場チケットの販売情報については、公式サイトをご確認ください。