ロックユニット・B'zの新曲「COMEBACK -愛しき破片-」が、俳優の木村拓哉が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『未来への10カウント』(14日スタート 毎週木曜21:00~※初回は15分拡大スペシャル)の主題歌に決定した。
木村が脚本家・福田靖氏と『HERO』シリーズや『CHANGE』ぶりにタッグを組む同作は、木村演じる「生きる希望を完全喪失している男・桐沢祥吾」が、高校ボクシング部のコーチになったことで熱を取り戻し、再生していくさまを描く青春スポーツ・エンターテインメント。
B’zが木村主演ドラマに主題歌を提供するのは『Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜』(00年)の主題歌「今夜月の見える丘に」、『A LIFE〜愛しき人〜』(17年)の主題歌「Still Alive」に続いて3度目。木村は「『また今回もドラマ自体に勢いをつけていただけるんだろうな。すごいご褒美をいただけた!』と、非常にうれしく思っています」と目を輝かせる。
主題歌「COMEBACK -愛しき破片-」は、松本孝弘が生み出した「哀愁の中に力強さを感じさせるメロディー」にあわせ、稲葉浩志が「ドラマの世界観をフルに反映した歌詞」を書き上げた。主題歌を担当するにあたっては稲葉から「せっかく主題歌という形で使用していただけるのだから、ドラマの内容を把握した上で歌詞を書きたい」との提案が。そんな稲葉の誠実な心意気に、木村は感激し、「お気持ちが本当にありがたかったのでレコーディングの前日、個人的に『“ありがとうディナー”に付き合ってください』と申し出て、感謝のひとときを過ごさせていただきました」と明かした。
コメントは以下の通り。
■木村拓哉(桐沢祥吾 役)
以前主演を務めさせていただいた作品でもB'zさんに主題歌を担っていただき、大きなキーワードで鼓舞された経験があるので、「また今回もドラマ自体に勢いをつけていただけるんだろうな。すごいご褒美をいただけた!」と、非常にうれしく思っています。実は今回、稲葉さんの方から「せっかく主題歌という形で使用していただけるのだから、ドラマの内容を把握した上で歌詞を書きたい」と言ってくださったんです。そのお気持ちが本当にありがたかったのでレコーディング前日、個人的に「“ありがとうディナー”に付き合ってください」と申し出て、感謝のひとときを過ごさせていただきました。
「COMEBACK -愛しき破片-」ではすべて、ドラマの内容に向けて言葉を紡いでくださっているので、僕自身にとっても、ものすごく大きな力になります。これから現場に赴く際には毎日、移動車の中でこの曲を爆音でかけて聴きます! うまく言葉にはできないのですが、主題歌を聴いて体感しながら現場に向かうのと、そうでないのとでは、感覚がまったく違いますから。そういう点では間違いなく、今回の主題歌も共演者やスタッフの皆さんにとっては“現場のエネルギー”となるでしょうし、ドラマを見てくださる方々にも“人生のエネルギーの一部”として届けばいいな、と思います。
■B'z
ドラマ『未来への10カウント』に主題歌で参加させていただき大変光栄です。桐沢をはじめ登場人物はそれぞれの葛藤を乗り越えて、失った自分の破片を取り戻しながら、生きることの歓びを見いだしていきます。そんな様子を自分達にも重ね合わせながら楽曲を完成させました。この曲がドラマの中でどう響くのかとても楽しみです。
B'z 松本孝弘 稲葉浩志