Natureのスマートリモコン「Nature Remo」専用アプリが、watchOS 8を搭載した「Apple Watch」に対応した。これにより、Apple Watchから家電の操作やシーンの実行が可能になる。
今回のApple Watch対応はユーザーアンケートを通して得た声を元に開発したという。Apple Watchから行える操作は、「プリセット家電」の電源オン/オフと、「シーン」の実行。
プリセット家電はエアコン、テレビ、一部の照明が対象で、同アプリに手持ちの家電をボタン1つで登録可能。今回のアップデートでは、登録した家電の電源のオン/オフがApple Watchから行えるようになった。
シーンの実行は、複数の家電の一括操作を「シーン」として作成できる機能で、作った「シーン」をApple Watchから実行できるようになった。単一の家電でもシーンを作成でき、コントロール画面から1タップでいつもの決まった操作をするショートカットとしても使える。なお、シーンの作成はスマートフォンのコントロール画面から行う。
今後のアプリの機能アップデートとして、家族単位でもNature Remoを快適に使えるよう、家族それぞれのアカウントから1つのNature Remoの操作を可能にしたり、それぞれのコントロール画面のパーソナライズ、家族単位での家電のオートメーションなどを予定しているという。
Nature Remoは、手持ちの家電をスマートフォンで操作したり、センサーを用いた自動制御などが行えるスマートリモコン。スマートスピーカーと連携させると、家電を声で操作することもできる。価格は、スマートロック「Qrio Lock」(別売)などと連携できる上位機種「Nature Remo 3」が9,980円。小型の「Nature Remo mini 2」のプレミアムモデルとして展開するNature Blueとブラックが各色6,980円、エントリーモデルのホワイトが5,980円。