国土交通省は3月31日、2021年末時点で販売されている自動車を対象とした「2021年の燃費の良い乗用車ベスト10」を発表した。同ランキングは、自動車ユーザーの省エネルギーへの関心を高めるとともに、燃費性能の優れた自動車の開発・普及を促進するために、毎年発表しているもの。
普通・小型車はトヨタがトップ5を独占
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燃費の良い乗用車ベスト10(出典：国土交通省Webサイト)
普通・小型自動車のうち、最も燃費(WLTCモード燃費値)が良かったのはトヨタ自動車の「ヤリス」で燃費は36.0km/L。以下、2位トヨタ自動車「アクア」35.8km/L、3位同「プリウス」32.1km/L、4位同「ヤリス クロス」30.8km/L、5位同「カローラ スポーツ」30.0km/Lと続き、トヨタ自動車がトップ5を独占した。
軽自動車の1位はスズキ「アルト」・マツダ「キャロル」で25.8km/L。3位はスズキ「アルト ラパン」・同「ワゴンR」・マツダ「フレア」で25.2km/Lだった。
2020年度燃費基準の達成レベルが最も高い普通・小型自動車は、トヨタの「プリウス」で達成率は168%。軽自動車では、スズキの「ワゴンR スマイル」が最も高く達成率は105%だった。
