吉本興業は2日・3日、大阪・なんばグランド花月で創業110周年特別公演「伝説の一日」を開催。2日間で全8公演を行い、千穐楽の四回目公演「さんまの駐在さん」では、明石家さんまをはじめとする豪華芸人たちが出演した。
4月1日に創業110周年を迎えた吉本興業は、日頃の感謝の気持ちを込めて創業110周年特別公演「伝説の一日」を開催。10年間“笑い”を発信し続けてきた同社が、“オールよしもと”豪華ラインナップで、伝統の「笑い」と最新の「笑い」を届けた。
千穐楽の「さんまの駐在さん」は、オープニングのさんま、今田耕司、岡村隆史によるトークで、第1子が誕生したことを前日にサプライズ発表した岡村の話に。いつ生まれたのかさんまが尋ねると、岡村は「2月に生まれました。(生まれたときの体重は)3000gちょいくらい」と明かし、「お風呂も入れてますし、オムツも替えてますし、ちゃんとやらせてもらっています」と話した。
初日の「さんまの駐在さん」には参加していない芸人も登場し、かまいたちの登場に会場が沸く場面が。終盤には、ザ・ぼんちが自由すぎるトークで大暴れ。さらに、“初代駐在さん”の桂文枝が登場し、さんまとの掛け合いで笑いを届けた。
フィナーレでは、出演者がステージに集結。文枝が「110周年、本当にありがとうございました。さんま座長、長い間ご苦労さまでございました。こんなに長くなったのも、さんま座長のおかげでございます。吉本興業、これからも頑張りますので、今後ともよろしくどうぞお願い致します」と挨拶した。
さんまの呼び込みで岡本昭彦社長も登場。さんまは「ポンコツ記者会見で有名。話術に磨きをかけ、しゃべれば笑い、しゃべれば笑い」といじり、岡本社長がしっかり笑いと取ると、「うまくなってるでしょ。岡本やるな~」とうなっていた。
最後は、吉本のヒットソングメドレーを全員で歌唱。さんまは「吉本が笑いを君にあげるから、君たちの笑顔をこの吉本にください」とメッセージを送り、「ありがとうございました!」と感謝の言葉で締めくくった。
同公演のオンライン配信チケットは4月10日まで販売(視聴は4月11日12時まで可能)。