“ハンカチ王子”こと元プロ野球選手の斎藤佑樹氏が、13日に放送される日本テレビ系『1億人の大質問!? 笑ってコラえて! 春の特大SP』(19:00~)で、バラエティ初出演を果たす。
斎藤氏は、新コーナー「王子の旅」で、バラエティロケ初挑戦。さまざまな分野で活躍している若者“プリンス”に取材をする企画で、最適な人物として白羽の矢が立った。
2006年、夏の甲子園大会に早稲田実業高校のエースとして出場。延長再試合の激闘を制し母校を夏初優勝に導いた上、ハンカチで汗をぬぐうその爽やかさから、日本中に“ハンカチ王子”フィーバーを巻き起こした。
昨年10月の現役引退後は、「株式会社・斎藤佑樹」を設立し、野球界の未来のための活動をしていくと表明している。
ロケ前のVTRで斎藤氏は、初のバラエティ番組出演を決めた理由について、「いろんな王子に話を聞くことで野球界に還元できることがあるんじゃないかなと」と説明。番組についても「好きな番組」とのことで、MCの所ジョージに向かって、「所さんの生き方を真似したいとずっと思っています」とメッセージを送る。
ロケに向けては、「不安はあるのですが、僕ができることを精いっぱいがんばりますので、よろしくおねがいします」と、丁寧な言葉づかいで深々と頭を下げる。
斎藤氏が向かったのは、香川県のとある農家。そこで、農家出身ではないにもかかわらず、たった4年で通販サイト売上日本一を獲得した“アスパラ王子”に出会う。冒頭、リアクションが大きくしゃべりも達者な“アスパラ王子”に押され気味の斎藤氏。しかし、持ち前の前向きさや真面目さで丁寧にロケを進めていく。
初のアスパラ収穫や、生で食べられるというアスパラの食リポなど、新鮮なリアクションも次々披露。なぜアスパラ王子になったのか、その変わった経歴やアスパラに懸ける思いなど、アスパラ王子の話に、真剣に耳を傾ける。
また、アスパラ王子の熱意に触発された斎藤氏の口から、自身が“ハンカチ王子”と呼ばれていた頃の本音が飛び出す場面も登場する。
斎藤氏は「野球と全く関係ない方に会って、話しをするのがすごく不安だったんですが、実際会って話しを聞いてみたら、自分が一番楽しんでいた感じがします。いろいろ勉強にもなり、ロケに来て良かったなと思いました!」とコメント。
久道恵プロデューサーは「斎藤佑樹さんに、『笑ってコラえて!』熱烈オファーを受けて頂き、新企画『王子の旅』が誕生しました。野球業界に限らず色々な人の話を聞いてみたい!と前のめりな姿勢で、取材対象者にも番組スタッフにも沢山話しかけてくれる斎藤さん。爽やかなオーラ、人懐こい性格はまさにこの企画にぴったりです。斎藤さんと、王子探しの旅を今後も続けていけたらうれしいです」と話している。