ビオフェルミン製薬は3月31日、腸活に関する意識調査の結果を発表した。調査は3月11日〜13日、「腸活」という言葉を知っている18歳〜79歳の男女1,236人を対象にインターネットにて実施したもの。
まず、腸活が自分の健康維持に関係があると思うか聞いたところ、58.7%が「あると思う」、32.3%が「ややあると思う」と回答し、合わせて91.0%があると思っている事が分かった。2020年8月調査時と比較すると、腸活を健康維持に関係するものと認識する人が増えている事も判明。
腸活により期待できると思う効果については、「免疫力の向上」が76.4%で最も多く、次いで「便秘の改善」(72.5%)、「下痢や軟便の改善」(66.0%)、「肌荒れ改善など美容効果」(57.9%)、「ダイエット」(45.5%)が続いた。
一方で、いま現在腸活を実践している人は29.3%にとどまっている。全体では、「したいと思うがしたことはない」という回答が38.1%で最も多く見られている。
腸活に対する考え方について聞いてみると、「継続することが大事」が64.8%で最多となった。腸活を実践する上での課題については39.0%が「続けるのが大変」と回答している。
腸活実践者(過去に実践していた人を含む)が意識して取り組んでいる事としては、「乳酸菌などの善玉菌を摂取している」が74.7%で最も多く、「栄養バランスの取れた食事を行っている」(50.2%)、「食物繊維やオリゴ糖が含まれる食品を取り入れている」(46.5%)が次いだ。
自分や家族の生活環境や生活習慣が最も変化する時期については、「春(3〜5月)」が49.9%で最も多かった。
また、生活環境や生活習慣が変化する新生活のタイミングで80.3%が何らかの不調を感じている事も分かった。具体的な不調としては、「イライラなどのストレス」(34.5%)、「やる気の低下」(29.5%)といった精神的な不調、「身体のだるさ」(34.0%)、「便秘」(19.4%)のような身体的な不調の両方があがっている。