多くの人が利用しているメルカリでは、トラブルに巻き込まれることも決して珍しくはありません。
実際に、思い当たる節がないのに通報されてしまったり、問題がある出品物を発見したりすることがある人もいるでしょう。
今回は、メルカリでの通報の仕方について詳しく解説。また、メルカリで通報されたら(したら)どうなるのかや、トラブルを避けるための方法などに関してもあわせて紹介します。
メルカリの「通報」とは?
メルカリにおける「通報」とは、規約違反の出品物を見つけたりトラブルがあったりした時に運営に報告することを指します。
メルカリはフリマアプリの中でも特に利用者数が多く、中にはルールを守らず出品や取り引きを行う人もいます。
そのような悪質なユーザーや違反の出品物を発見した時にメルカリへ通報することで、運営が違反行為を取り締まってくれるのです。
メルカリでの通報の仕方
メルカリで通報する手順はそこまで複雑ではありません。
まず、違反商品と思われるものを発見した場合は該当の商品を選択し、「コメント」の横にある「…」アイコンをタップします。
するとメニューが表示されるので、その中から「この商品を事務局に報告」を選択します。
さらに報告理由を選択し、「事務局に報告する」をタップすると通報完了です。
また、メルカリでは商品だけでなくコメントに対しても通報することができますが、その場合の手順も商品通報の際の手順と大きく変わりません。
まずは報告したいコメントの右下にある旗マークをタップし、報告理由を選択後、詳細を入力します。
最後に「事務局に報告する」をタップし、「コメントの報告を受け付けました」というメッセージが表示されたら通報完了となります。
メルカリで通報対象となる違反の種類
公正な取り引きを維持するためにも、違反商品や不適切なコメントなどを見つけた場合は通報したいもの。しかし、そもそもどのような行為が通報対象となるのでしょうか。
ここからは、通報対象となる違反の種類について具体的に解説します。
禁止されている商品の出品
メルカリがガイドラインとして定めている禁止出品物を出品すると、その行為は通報の対象になります。
例えば偽ブランド品や権利侵害品、薬機法違反の海外化粧品などが禁止出品物にあたり、違反商品であると判断されたら即座に出品の削除が行われます。
他にも医薬品や医療機器、花火や火薬などの危険物、成人向けの商品、武器類や現金などが禁止出品物にあたりますので、覚えておくようにしましょう。
コメントにおける禁止行為
メルカリでは、ルールおよび利用規約に違反している可能性があるコメントに対しても通報することができます。
例えば、暴言や強迫行為、誹謗中傷などのコメントは禁止行為となるので、万が一そのようなコメントをされたとしたら通報しましょう。
また、メルカリ外での直接取り引きを促すようなコメント、個人情報の公開、外部サイトへの誘導なども違反行為となります。
メルカリで通報されたら(したら)どうなる?
自分や他の優良なユーザーを守るためにも、違反行為を見つけた場合はしっかり通報したいですよね。しかし、メルカリで通報したり、また手違いで自分が通報されたりした場合は何が起こるのでしょうか。
ここからは、メルカリで通報されたら(したら)どうなるのかについて解説していきます。
【通報されたら】報告された商品は出品が一時停止される
メルカリでは通報された商品が明らかな違反でない限り、その商品はすぐに削除されず出品一時停止になります。
というのも、本当は不適切な商品ではないのに嫌がらせで通報する人がいるため、一旦メルカリ事務局でチェックされる仕組みとなっているのです。
したがって、身に覚えがないのに商品が通報され出品停止された際は、一度メルカリ事務局に問い合わせてみるといいでしょう。
【通報したら】相手に知らされない
メルカリの通報について、通報したことが相手にバレるかどうかが気になる人もいるのではないでしょうか。
仮に違反商品を見つけたり不適切なコメントをもらったりしても、相手にバレて報復される可能性があるなら通報を躊躇してしまいますよね。
ですが、メルカリ側から通報者の名前が相手に伝えられることはありません。
基本的に自分が通報したということが相手にバレることはないので、違反行為を見つけた際は通報して問題ないです。
メルカリでトラブルを避けるための方法
違反商品や不適切なコメントに対して、通報できる仕組みが備わっているメルカリ。
しかし、できれば通報したりされたりといったトラブルを避け、安全にメルカリを利用したいと考える人は多いでしょう。
そこでここからは、メルカリでトラブルに巻き込まれないための対処法について紹介していきます。
丁寧な対応を心がける
メルカリのようなインターネットを通して取り引きをするサービスにおいては、丁寧にやり取りをすることが非常に重要となります。
メッセージだけのやり取りとなると適当にコメントを返したり対応してしまったりしがちですが、顔が見えない取り引きの場合、ちょっとしたことでトラブルに発展しがちです。
例えば受け取り評価が行われないなどの問題に対しても、荒い言葉遣いをすることは避け、あくまでも丁寧に対応することを心がけなければなりません。
また、こちらが何かしらのミスをしてしまったのであれば、すぐに謝罪し適切な対応を取ることが大切です。
公式ガイドを確認してから出品する
メルカリ初心者のうちはわからないことが多く、我流でやっているうちに違反行為をしてしまうという人も。
そのような事態を未然に防ぐためにも、何か不明点や問題点があるようならば、あらかじめメルカリの公式ガイドで確認をしておきましょう。ガイドはマイページから確認できます。
プロフィール文に「お願い」や注意事項を記載する
トラブルに遭遇する可能性を少しでも減らしたい場合は、プロフィールに「お願い」や注意事項を記載するのも一つの手です。
例えば、ユーザー同士のトラブルが起こりやすいものの一つに値下げ交渉がありますが、あらかじめ「値下げ交渉はできかねます」とプロフィールに書いておくと、後々揉めてしまうリスクも下げられます。
また、住所がバレることによるトラブルを防ぎたい場合は、「発送についてはメルカリ便で匿名配送させていただきます」などとプロフィールに書いておくのもおすすめですよ。
メルカリでの通報の仕方や通報されたらどうなるか理解しておこう
メルカリでは、規約違反の出品物を見つけたりトラブルがあったりした時に運営に通報できます。
例えば、偽ブランド品などの禁止出品物を見つけたり脅迫行為と取れるコメントをもらったりした際には通報できるので、手順や操作方法を覚えておきましょう。
また、ライバルから嫌がらせとして通報されるケースもありますが、その場合は一旦運営が状況を確認するため、すぐに自分の商品が取り消されるようなことはありません。
通報の仕方や対象となる違反の種類、トラブルを避けるための方法などを理解しておき、問題なくメルカリを利用できるようにしましょう。